平成19年に設立された超党派の「中国の抗日記念館から不当な写真の撤去を求める国会議員の会」が5日、「日本の名誉のため行動する国会議員の会」と改称して設立総会を開いた。会長は引き続き、たちあがれ日本の平沼赳夫代表が務め、戦後レジーム(体制)からの脱却を旗印に、東京裁判史観を克服する活動を行っていく。 この日は、韓国系住民の多い米ニュージャージー州に「20万人以上の少女が日本政府軍に拉致された」などと、史実と異なる慰安婦の碑が建てられた問題が議題となった。 出席した外務省側は「放っておいていいことではない。言うべきことは言い、主張すべきことは主張するが、水面下で静かに活動した方がいい」と説明。これに対し、議員側からは「腰が引けている。もっと毅(き)然(ぜん)とやりなさい」(平沼氏)などと批判が相次いだ。