真実に迫る膨大な資料と証言 「特攻」とは何か-。「カミカゼ」はなぜ、今も世界の人々から尊敬され続けるのか-。本書では、膨大な資料と数々の証言をもとに、その真実に迫る。 特攻はこれまで、ほかならぬ日本人自身の手によって真相を封印され、心ない批判の対象とされてきた。曰(いわ)く「特攻は強制であり、非人道的な恥ずべき作戦」「人命を軽視し、たいした戦果も残していない」等々。 だが著者は、こうした批判に対し、あらゆる証拠をもって反論を展開し、特攻を高く評価した世界の声を紹介する。「カミカゼは、第二次世界大戦中に日本が開発した最も有効な兵器であった」(米国戦略爆撃調査団)「カミカゼは軍隊における統率の極致である」(ブラジル海軍大佐) 彼らは、いったい特攻の何を評価し、何を恐れたのか。続きはぜひ、本書をお読みいただきたい。 著者はまた、現代日本人の「精神の危機」にも触れ、その克服のためには「世界から賞賛