「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示している天皇陛下は、8日午後3時からビデオメッセージでお気持ちを表されます。 天皇陛下は、8日午後3時から、ビデオメッセージで、象徴としての務めについて述べる形でお気持ちを表し、10分程度にわたり国民に語りかけられます。 天皇陛下は、国政に関与しないという憲法で定められた立場から、「退位」という言葉や直接的な意向の表明を避けられるものとみられますが、関係者は「ご自身の思いがにじみ出るものになるだろう」と話しています。 天皇陛下がビデオメッセージの形で国民に思いを伝えるのは、5年前の東日本大震災でお気持ちを表されたのに続いて2回目になります。 ビデオメッセージの映像は、宮内庁のホームページにも、日本語と英語のお言葉とともに掲載され、天皇陛下は広く内外にお気持ちを表明されることになります。 宮内庁は「天皇陛下が国民一人一人にお話をされるのは大変重いことで、