被写界深度とは、被写体にピントを合わせた時、その前後のピントが合っているように見える範囲のことを言います。英語では『Depth of Field(DOF)』で、直訳すると『領域の深さ』と言う意味になり、こちらのほうが想像が付きやすいかと思います。日本語で使っている『被写界深度』のほうがカメラ用語っぽくて分かりにくいですね。 被写界深度が浅い 被写界深度が浅いと言うのは、ピントが合っているように見える領域が浅く、ボケ具合の大きい写真になります。ボケを活かした写真を撮影したい場合は、被写界深度を浅くします。 マクロやポートレート撮影などで被写界深度が浅くなる場合は、ピント合わせがシビアになり難しくなります。 被写界深度が深い 被写界深度が深いと言うのは、ピントが合っているように見える領域が深く、全体がシャープでボケ具合が少ない写真になります。 風景写真では被写界深度を深くして全体にピントが合う