古都ルアンパバーンには、「ラオス不発弾処理プロジェクト・ビジターズセンター」という施設があります。 ラオス全土に未だ多く残る不発弾の処理を進める組織の広報拠点で、オーストラリアの支援で運営されてるとのこと。 街ゴト世界遺産であるルアンパバーンには観光客が溢れてるのに、こんな物騒系の施設を訪れる人は少ないのか、この時の見学客は私だけでした。 <センターの入口に並ぶのは本物の爆弾やミサイル> 前に「ラオスの歴史と政治」で書いたとおり、ラオスはベトナム戦争の舞台として国土を使われ、アメリカ軍から大量のクラスター爆弾を落とされています。 クラスター爆弾とは、ひとつのミサイルの中にたくさんの小さな爆弾が入っていて、落ちると広範囲に爆弾が飛び散るもの。 これですね。てかクラスター爆弾の実物って、今回はじめて見ました。 ↓ 最近の中東の戦争では、アメリカ軍も世界世論を気にし、(誤爆も多々あるとはいえ公式