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酒とreviewに関するsizukanayoruのブックマーク (7)

  • 小田嶋隆『上を向いてアルコール』を読む - 関内関外日記

    上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 作者: 小田嶋隆,木下晋也 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2018/02/26 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る おれはアルコール依存症なのか、そうではないのか、おそらくそうなのだろう。アルコール依存症は否認の病というか、おれはおれをアルコール依存症と認めたがる人間である。いつだったか、「月曜日から木曜日までは禁酒日」とか書いたような記憶もあるが、もうそんなのはすっかり忘れた。おれは双極性障害からくる、あるいは別のところからくる不安感を消すために、アルコールを摂取する、摂取する。そして、飲んで幸せになるかというと……。 でもじゃあ飲むと陽気になるのかというと、別に明るい気持ちになるわけでもありません。酒が切れて憂な状態と、意識の混濁した泥酔状態との、その振り子のあいだに一瞬だけ訪れる

    小田嶋隆『上を向いてアルコール』を読む - 関内関外日記
  • 「静かな」アルコール依存症予備軍が『酒乱になる人、ならない人』を読む - 関内関外日記

    酒乱になる人、ならない人 (新潮新書) 作者: 真先敏弘 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/12/01 メディア: 新書 購入: 15人 クリック: 235回 この商品を含むブログ (11件) を見る 先日こんな記事に目を通した。 k-tai.watch.impress.co.jp ……先日読んだから先日の記事かと思っていたら、2年前の記事だった。まあいい、そこでこんな風に紹介されていた。 まず、物凄く参考になったのが「酒乱になる人、ならない人」(Amazon.co.jpへのリンク)。掴みが強めのタイトルで購入してみましたが、遺伝子や脳のメカニズムのレベルでアルコール依存症を説明した先鋭的なでした。アルコール依存症研究の最先端なども紹介していて、専門的な要素が多くて少し読むのがタイヘンですが、非常に科学的で「そうだったのか!」と驚くことしきり。酒がもたらす脳に対する快楽がい

  • 【読書感想】睡眠負債 “ちょっと寝不足”が命を縮める ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    睡眠負債 『ちょっと寝不足』が命を縮める (朝日新書) 作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2018/04/13メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 睡眠負債 “ちょっと寝不足”が命を縮める (朝日新書) 作者: NHKスペシャル取材班出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2018/04/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 毎日1、2時間というわずかな睡眠不足が、借金のように積み重なっていく「睡眠負債」。仕事や家事など日々の生活の質を下げるだけでなく、重大事故の原因となったり、がんや認知症といった命にかかわる病気のリスクを高めたりすることも。この現代社会の新たな脅威をどう予防、対策すればよいのか?25万人大調査の結果と最新研究の取材をもとに迫る。 「睡眠負債

    【読書感想】睡眠負債 “ちょっと寝不足”が命を縮める ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 作者: 小田嶋隆,木下晋也出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2018/02/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「50で人格崩壊、60で死ぬ」。医者から宣告を受けて20年―なぜ、オレだけが脱け出せたのか?「その後」に待ち受けていた世界はいかに??300万のアル中予備軍たちと、何かに依存しているすべての人へ。壮絶!なのに抱腹絶倒。 アルコールは多くの人間にとって最も身近で、最強の麻薬である一方で、あまりにも「当たり前のもの」になりすぎて、規制することもできなくなっています。 僕自身もお酒を飲むのですが、父親が毎晩飲んで帰ってくるのがイヤだった子供時代の記憶が残っていて、いまでも飲むことに罪悪感を抱いてもいるのです。 ただ、今はなんとなく「飲まずにいられなか

    【読書感想】上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】失踪日記2 アル中病棟 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    失踪日記2 アル中病棟 作者: 吾ひでお出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/10/06メディア: コミックこの商品を含むブログ (162件) を見る 内容紹介 「緻密な描写。ギャグマンガ家ならではの客観的な視線。 『失踪日記』以上にすごい作品です」───とり・みき(マンガ家) 過度の飲酒でアルコール依存症となり、担ぎ込まれた通称『アル中病棟』。 入院してわかったお酒の怖さ。 そこで出会ったひとくせもふたくせもある患者や医者たち。 かわいくて厳しいナースたち。 そしてウソのようで当の、驚くべきエピソードの数々。 そこから著者はいかにして、アルコール依存症から抜けだしたのか? 30万部ベストセラー『失踪日記』から執筆8年、満を持しての続編刊行! あの『失踪日記』の続編。 おお、「お蔵入り」になったのか?と思っていたのですが、ようやく発売になりましたね。 巻末での、とり・

    【読書感想】失踪日記2 アル中病棟 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化」飯野 亮一 著

    幕末に日を訪れた外国人が驚いたことの一つに、日人がひどく酒癖が悪いというものがある。例えばヘボン式ローマ字で知られるヘボン(日在住1859~92)は昼間っから酒を飲んで酔いつぶれ、あるいは大暴れしている人びとの多さに驚き、また酔って仕事もままならなくなる日人家事使用人たちに悩まされている。せめて仕事中ぐらいは酒を飲まない労働者を雇えないかと日人商人に尋ねるが、そんな日人を見つけるのは難しいと言われて途方に暮れていた。他の外国人もすっかり出来上がった武士の姿に恐怖を感じている。昼間っから刀持った酔っぱらいが歩いているんだからそりゃ怖い。ヘボンに遡ること三百年、ルイス・フロイスも戦国時代の日人の酒癖の悪さを書き留めていて、もちろん欧米でも酔っぱらいは多かったものの、西洋人からは日人の酔い方は度を越して酷いと見られていた。 武士も町人も昼間っから酒を飲んで仕事もそこそこに、そこら

    「居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化」飯野 亮一 著
  • 【読書感想】アル中ワンダーランド ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    アル中ワンダーランド 作者: まんしゅうきつこ出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2015/04/09メディア: 単行この商品を含むブログ (22件) を見る 内容紹介 まんしゅうきつこ、お酒に逃げたらこうなった……。 抱腹絶倒のブログ「オリモノわんだーらんど」で注目を集めた漫画家まんしゅうきつこ。 そのブログの存在は瞬く間に世に広まり、各所から漫画イラスト仕事が殺到した。しかし彼女はその陰でひとり、アルコール依存症にもがき苦しんでいた――。 作はまんしゅうきつこ初の描き下ろしエッセイ漫画アルコール依存症ゆえの大暴走の日々を綴ったノンフィクションです。 幻覚や被害妄想に記憶障害、そして公衆の面前でまさかの「ポロリ」という大失態!? お酒好きな方もそうでない方も、おかしくも悲しい“アル中の世界”を覗いてみませんか? 巻末には「アル中鼎談 中川淳一郎×小田嶋隆×まんしゅうきつこ」を収

    【読書感想】アル中ワンダーランド ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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