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2016年1月10日のブックマーク (4件)

  • 病名告知の向こう側――精神科ならではの面白さと難しさ - シロクマの屑籠

    久しぶりにmedtoolzさんをtwitterで見かけたので、前から言及したかったこちらを。 クレーム対処について - レジデント初期研修用資料 リンク先の文章は、患者さんや家族の人からのクレーム回避・リスク回避のための知恵が満載で、とても興味深い。「共感」「傾聴」などというテンプレート的アドバイスでは対処困難な情況に際して、「できません」「知りません」「すいません」といった言葉をきちんと使うのは大切だと改めて思った。簡単ではなさそうだが。 それは置いといて、内科では当てはまりそうでも精神科では当てはまりにくそうなところもあり、診療科の違いに思いを馳せずにいられなかった。それは以下のフレーズだ。 病状の説明や、病気それ自体に関する説明は、丁寧に行わなくてはいけない。病気自体に関する説明は、それがどれだけ面倒であっても必ず有限で、丁寧に対処すればいつか終わる。際限もなく終わらない可能性にいら

    病名告知の向こう側――精神科ならではの面白さと難しさ - シロクマの屑籠
  • 新年なので、最近考えていることなど – 橘玲 公式BLOG

    昨年末に『「読まなくてもいい」の読書案内』を出版して、「これまでとテーマが変わったんですか?」との質問が寄せられたので、新年ということもあり、私のなかでどのようにつながっているのかをちょっと説明したいと思います。 これまで何度か述べてきたことですが、「私たちがこの世界に生まれ、いまを生きているということがひとつの奇跡であり、限られたその時間をできるだけ有効に使うには人生を正しく(合理的に)設計しなければならない」というのがすべての前提です。 私たちは金融資、人的資、社会資という3つの資から富(ゆたかさ)を得ています。 これらの資をすべて失ってしまった状態が「貧困」です。 これら3つの資のなかで、金融資は、金融市場から富を獲得するための投資理論としてモデル化されています。 金融市場についての理論には、経済学の効率的市場仮説と、それを批判したベノワ・マンデルブロのフラクタル理論

    新年なので、最近考えていることなど – 橘玲 公式BLOG
  • 第55回 保険は「夢」を追うものにあらず(橘玲の世界は損得勘定) – 橘玲 公式BLOG

    2006年の保険業法改正で少額短期保険会社の参入が可能になり、ミニ保険市場が拡大しているという。保険金1000万円まで、保険期間1年(損害保険分野は2年)の制約があるが、持病があっても加入できる医療保険とか、遺産分割や離婚調停で弁護士費用を補償する保険とか、さまざまなニッチを開拓しているようだ。 保険というのは、自分では対処できない出来事に備えるための金融商品だ。日人は保険に入りすぎだとよくいわれるが、リスク管理が必要な分野はまだまだ残されている。そういうニーズを上手に見つければ、面白いビジネスができるだろう。 でも、日の保険商品には大事なものが欠けているんじゃないだろうか。 医療保険は入院1日目から保険金が支払われるタイプが人気だが、保険の原則からしてこれはまったく意味がない。1週間程度の入院なら貯金を取り崩せばいいのだから、そのぶん保険料を割り引いてもらった方がずっと得だ。 保険と

    第55回 保険は「夢」を追うものにあらず(橘玲の世界は損得勘定) – 橘玲 公式BLOG
  • 朝日新聞インタビュー(ロング・ヴァージョン) - 内田樹の研究室

    朝日新聞にインタビューが掲載された。 市民連合の新宿西口街宣でも、だいたい同じようなことを話した。 「街宣でのスピーチをブログに採録してほしい」というリクエストがあったので、新聞掲載のインタビューに、今日話したことをすこし加筆して以下に掲げる。記者の質問に私が答えたところだけ。 今は移行期です。地殻変動的な移行期の混乱の中にある。グローバル資主義はもう限界に来ています。右肩上がりの成長はもう無理です。収奪できる植民地も第三世界ももうないからです。投資すべき先がない。だから、自国民を収奪の対象とするようになった。貧者から吸い上げたものを富裕層に付け替え、あたかも成長しているかのような幻想を見せているだけです。 若い人の賃金は下がる一方で、法人税を下げ、株の配当が増やしている。ぼくのまわりでも、株をやっている人とやっていない人では、安倍政権に対する評価が正反対です。株をやっている人からすれば