昨日、明け方に「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案」通称、テロ等準備罪、または共謀罪が成立しました。これについては書かない方がよい、触れるべきではないのかもしれないのですが、スルーするのもなんとなく違うな、と思ったので、いろいろと思うところを書きます。 すべての人の発言が、その立ち位置から見える景色によるように、自分も自分の見える景色からしか見ることはできないし、判断できません。自分の“漫画家”としてのポジションとして、この法案には反対ですし、成立してしまったので、あーやだなー、という気持ちです。 法案が成立したからと言って、何かが急に変わるわけでもないし、また、法律が法律ですので、実際にこの法律で逮捕される人間も当分は出ないでしょう。1995年にオウム真理教の事件があったとき、破壊活動防止法という“成立したときには治安維持法の再来”と言われたような