AndroidによるJava API使用巡る6年越しの裁判、Googleが「フェアユース」の評決獲得 Oracleは控訴へ 米Oracleが、AndroidがJavaの特許と著作権を侵害しているとして米Googleを提訴した裁判で、米カリフォルニア州北部地区連邦地裁の陪審員団は5月26日(現地時間)、GoogleによるJava APIの使用は「フェアユース(公正利用)」であるとの評決を下した。 Oracleの法務顧問、ドリアン・デイリー氏は声明文で、米連邦巡回区控訴裁判所に控訴する計画であると語った。 OracleとGoogleの、Javaを巡る争いは、2010年10月、OracleがGoogleを同地裁に提訴したことで始まった。Oracleは7件の特許権侵害と、37件のJava APIの著作権侵害を訴えたが、一審では特許侵害は認められず、またAPIは著作権保護の対象にならないとの判決が下