神奈川県川崎市内のアパートに、NPOが統合失調症の精神障害者10人を入居させる計画が浮上し、地元住民たちによる反対運動が展開された。 同市の渡辺小児科の院長である渡辺明子氏は、入居反対の意思をHPで表明した。アパート周辺は子供たちの通学路であること、深夜から早朝にかけてNPOのスタッフが不在となることを指摘。住民の不安を市は無視してよいのかと、問題提起した。 また、入居予定者たちの症状は変動があるとのことで、誰が責任を持って対処できるのかと批判。「このNPOは毎年、川崎市の税金から2億4000万円もの貰っているそうです。正直にいうと、私は働くのがイヤになりました」(原文ママ)。入居反対の署名への協力を呼びかけた。 当サイトでは、川崎市健康福祉局障害保健福祉部障害福祉課に取材した。当該の計画は、3月末に浮上したという。アパートの大家からNPOに協力の申し出があり、計画が始まった。障害者が支援