“ギンピーギンピー”なんてとても可愛らしい名前だが、実際はこの植物に可愛らしさなんてまったくない。 ギンピーギンピーは、一見なんの害もない植物のように見えるが、世界で最も猛毒な植物の一つに数えられている。 (画像:Mirror) ギンピーギンピーの主な生息地は、オーストラリア北西部、インドネシア、モルッカ諸島の熱帯雨林内で、1~2mの高さまで成長する。 かなりの猛毒を持っており、犬や馬まで殺してしまう。人間ももちろん例外ではない。ギンピーギンピーに触れて仮に運よく死ななかったとしても、時には数ヶ月間耐え難い程の痛みを味わうことになる。 百年前に採集した乾燥標本ですら、触ると痛みを引き起こすほど、恐ろしい威力を持っている! ギンピーギンピーの毒の威力を知るには、ハート型の葉にほんの少し触れるだけで十分で、葉の表面にある毛のようなものが皮膚に刺さり、そこからモロイジンと呼ばれる毒素