毎年旧暦の4月8日と新暦の5月15日は花祭りです。 その日はお釈迦様のお生まれになった日に色々な綺麗な花を 飾ってお祝いをする日です。 花祭りは別名で潅仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ) とも言われます。 花祭りの日にお釈迦様の像に甘茶を注いだり、家で飲む行事の 由来は「お釈迦様のご誕生の際に天より甘露の雨が降った。」 と言われる故事によるものです。 甘茶は日本原産のユキノシタ科の落葉低木ヤマアジサイ (山紫陽花)やガクアジサイの変種で、本州の山地や 日本各地で庭木や販売用に栽培されています。 甘茶は別名を 小甘茶(コアマチャ)と呼びます。 甘茶は他のアジサイ同様梅雨の時期に白い花を咲かせ、 夏の終わりに葉を採取し天日干しと乾燥を行います。 葉を乾燥させるとフィロズルチンとイソズルチンという物質を生成します。 甘茶の甘味は砂糖の約200倍の甘さと言われます。 こちらの写真は四国霊場