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ブックマーク / ukmedia.exblog.jp (7)

  • パナマ文書はどうやって世に出たのか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (ニーマン・ラボのサイトから) パナマの法律事務所「モサク・フォンセカ」から流出した、金融取引に関する大量の内部文書。これを元に「パナマ文書リーク」の報道記事が続々と出ている。 いったいどうやって情報がメディアの手に渡り、各社の報道につながったのか。 ウェブサイト、ニーマン・ラボ(4月4日付)とワイヤード(4月4日付)の記事から、要点をまとめてみたい。 法律事務所の内部文書は1977年から2015年12月までの期間のもので、1150万点に上る。文書のサイズは2・6テラバイトに及ぶという。ウィキリークスの手によって世に出た米外交文書リーク(「ケーブルゲイト」、2010年)が1.73ギガバイトであったので、これの数千倍になるという。 1150万の文書ファイルには480万の電子メール、100万の画像、210万のPDFが入っていた。 経緯は 2014年末、ある人物が南ドイツ新聞の記者に暗号化された

    パナマ文書はどうやって世に出たのか | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    skam666
    skam666 2016/04/06
    2014年末、某氏が南独新聞の記者に暗号化されたチャットで連絡。南独新聞は非営利組織「国際調査報道ジャーナリスト連合」に連絡。情報の分析は76か国100以上のメディアが協力。日本からは共同通信と朝日新聞が参加
  • 仏「シャルリエブド」誌がアイランちゃんの写真を題材にした風刺画を掲載 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (ツイッター画像より) フランスの風刺雑誌「シャルリエブド」の最新号が、トルコの海岸で見つかった、シリアからの難民男児アイラン・クルディちゃん(3歳)の遺体画像を風刺画のトピックとして描いている。ツイッターを見ると、「気持ち悪い」「恥を知るべきだ」などの声が出ている。(*Aylan=アイラン=ちゃんは Alan=アラン=と表記されることもあるようです。) 今月2日、波打ち際に顔をふせて横たわっていたアイランちゃん。その姿を撮影した画像は、世界中の注目の的となった。赤いTシャツに半ズボンのアイランちゃんは、両親と兄と一緒にゴムボートに乗り、ギリシャに向けて出発したが、ボートが転覆し、命を落とした。母と兄も亡くなった。 画像では顔の正面は見えなかったが、アイランちゃんは小さな体を通して、欧州に渡ろうとする難民たちの姿を生々しく伝えた。子供がある人もない人も、心を動かさずにはいられない光景だった

    仏「シャルリエブド」誌がアイランちゃんの写真を題材にした風刺画を掲載 | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    skam666
    skam666 2015/09/15
    “フランスの風刺雑誌「シャルリエブド」の最新号が、トルコの海岸で見つかった、シリアからの難民男児アイラン・クルディちゃん(3歳)の遺体画像を風刺画のトピックとして描いている”
  • 仏風刺週刊紙テロ事件 ー言論・表現の自由の行方は | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (月刊誌「メディア展望」2月号の筆者原稿に補足しました。) フランスの風刺週刊紙「シャルリ・エブド」で、1月7日、まさかと思う事態が発生した。編集会議の最中に、覆面姿の武装した男性たちが「アラー、アクバル」(「(イスラム教の)神は偉大なり」)と叫んで押し入り、編集長、風刺画家などを殺害したのである。引き継いで発生した別の実行犯による銃殺事件を含めると、合計17人が亡くなった。オランド仏大統領は一連の事件を「テロ」と断定。フランスにとって過去50年で最悪のテロ事件となった。 絡み合う複数のテーマ 連続テロ事件について、これまでにさまざまが議論がなされてきた。テロや移民問題、表現の自由、欧州社会の中のキリスト教とイスラム教との相克など、複数のテーマが浮かびあがってくる。 それぞれのテーマは互いに複雑に絡み合い、影響を及ぼしあう。一つのテーマを取り上げても他のテーマにつながってゆく。 例えば「テ

    仏風刺週刊紙テロ事件 ー言論・表現の自由の行方は | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    skam666
    skam666 2015/03/24
    “たとえ少数派のムスリムたちが表現によって傷ついていたとしても「フランス人であれば、共和国の理念にならうべきという信念は変わらない。もし揺るげば、共和国の概念そのものが崩壊してしまう”
  • 何故、サイバー攻撃? ハッカー集団「ラルズ・セック」の当事者が気持ちを吐露(2) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    「ネット上でいつも面白いことを探していた」 ハッカー集団「アノニマス」の分派として、2011年に活動した「ラルズ・セック」(ラルズ・セキュリティー)。広報担当役としてメッセージを発信した青年ジェイク・デービス(現在21歳)にインタビューした(写真右、撮影はMinako Iwatake)。 デービスは2年間の実刑判決を受けたが、身柄が拘束されていた期間を加味し、実際に刑務所に入っていたのは38日。出所後には夜間外出禁止令が課され、足には行動を追跡するために電子タグがつけられた。2年間、インターネットの利用が禁止された。 ラルズ・セック参加当時、デービスは18歳。自分でも認める「引きこもり」状態で、コンピューターにかじりつく日々をすごしていた。 以下はデービスのインタビューの後半である。(前半はこちらから。) ―ウィキリークスが2010年ごろから「メガリークス」の発信を開始した。あなたは当時ア

    何故、サイバー攻撃? ハッカー集団「ラルズ・セック」の当事者が気持ちを吐露(2) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 何故、サイバー攻撃?  ーハッカー集団「ラルズ・セック」の当事者が気持ちを吐露(1) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    (英ロイヤルコート劇場前のジェイク・デービス。撮影 Minako Iwatake) 「何かをやりたかったけど、それが何か分からなかった」 3-4年ほど前、一定の社会的意図を持って大企業や政府のウェブサイトを攻撃し「泡を吹かせる」-そんな行動に熱狂した若者たちが英語圏で注目を浴びた。話題をさらったのは「アノニマス」、そしてその分派「ラルズ・セキュリティー」(通称「ラルズ・セック」)。「ラルズ」は「Lulz」とつづり、「大笑い」を意味する。「大笑いのセキュリティー」とは、名前からしてユーモラスだ。 今月末まで、ロンドンのロイヤル・コート劇場ではラルズ・セックの活動をドラマ化した芝居「インターネットは真剣なビジネス」が上演されている。 台を書いたティム・プライスは、アノニマスやラルズ・セックのメンバーたちの行動を一種のハクティビズムと捉えている。ハクティビズムとは「ハッカー行為をする」「問題を

    何故、サイバー攻撃?  ーハッカー集団「ラルズ・セック」の当事者が気持ちを吐露(1) | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    skam666
    skam666 2014/10/21
    "ラルズ・セックの広報担当役として、ユーモラスなメッセージを発信し続けた青年ジェイク・デービス(現在21歳)に昨年秋、あるイベントで出会った。その後、何度か会話を重ね、長いインタビューを記録する機会を得た"
  • ウィキリークスへの内部告発者マニング米上等兵が「敵のほう助罪」で無罪に | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    内部告発サイトウィキリークスに米国の機密情報を流したとされ、20を超える罪に問われた、米陸軍上等兵ブラッドリー・マニング氏の裁判の判決が、30日出た。 上等兵は、訴追された中では最も重い罪となる「敵へのほう助罪」では無罪となったが、スパイ罪を含む複数の罪で有罪となった。最長で130年を超える禁固刑がかされる可能性もある。 この件で、英米のいくつかのサイトを見てみたが、また判決が出てから3-4時間なので、どことなくきちっとしたものが出ていない感じがした。その媒体によって、どこに力点を置くかが微妙に違う。有罪を先に書くのか、無罪を先に書くのかで、その媒体の支持がどちらにあるかが微妙に出てしまう感じがした。 ひとまず英ガーディアン紙の記事などから、あくまで現時点での概要をまとめてみた。表現が正確ではない点があるかもしれないことをご容赦願いたい。 公判は、米ワシントンD.C.近郊のメリーランド州フ

    ウィキリークスへの内部告発者マニング米上等兵が「敵のほう助罪」で無罪に | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    skam666
    skam666 2013/07/31
    “訴追された中では最も重い罪となる「敵へのほう助罪」では無罪となったが、スパイ罪を含む複数の罪で有罪となった。最長で130年を超える禁固刑がかされる可能性もある”
  • グーグル・ニュースと戦う欧州新聞界  ―ドイツは仏のデジタル出版基金設置案には組せず | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    英国や欧州のメディア事情、政治・経済・社会の記事を書いています。新刊「英国公文書の世界史 一次資料の宝石箱」(中公新書ラクレ)には面白エピソードが一杯です。のフェイスブック・ページは:https://www.facebook.com/eikokukobunsho/ by polimediauk

    グーグル・ニュースと戦う欧州新聞界  ―ドイツは仏のデジタル出版基金設置案には組せず | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
    skam666
    skam666 2013/02/05
    “グーグルから対価を得る権利がある(略)そんな意識が強い欧州出版界(略)ドイツの国会では、著作権法の一部を強化し、ニュース・アグリゲーターが出版社が作ったコンテンツを利用するときに対価を払うよう審議”
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