14歳にしてRSS規格の開発に貢献するなどインターネット界では天才と呼ばれ、インターネット民主化の活動家としても世界的に知られるアーロン・シュワルツ氏が1月11日、ニューヨークの自宅で自殺した。26歳だった。 氏の自殺の原因について現時点ではまだはっきりしたことはわかっていない。しかし、インターネットを通じた民主的な政治システムの構築に尽力してきた同氏が、マサチューセッツ工科大(MIT)などの論文データベースから大量のデータをダウンロードしたことでマサチューセッツ州連邦検察局の厳しい追及を受けていたことが氏を自殺に追い込んだと、氏の遺族らは主張している。 シュワルツ氏は14歳の時、ウェブサイトの情報を配信するための規格「RSS」の作成に参加し、ネット界の天才と呼ばれた。その後ソーシャルニュースサイト「Reddit(レディット)」の開設に参加し、ネット監視に抗議する政治団体の設立にも積極