バーレーンの首都マナマ西郊の村で、イスラム教シーア派指導者ニムル・ニムル師の死刑を執行したサウジアラビアに抗議するデモ隊と機動隊が衝突する中、シュプレヒコールをあげる女性(2016年1月3日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED AL-SHAIKH 【1月5日 AFP】サウジアラビアがイスラム教シーア派(Shiite)指導者の死刑を執行し、シーア派大国のイランの反発を招いている問題で、サウジと緊密な関係を持つスンニ派(Sunni)アラブ3か国が4日、サウジに続いてイランとの外交関係の断絶や格下げに踏み切った。これによりサウジとイランの緊張関係は本格的な外交危機に発展し、世界規模での懸念を招いている。 この問題では、サウジが著名なシーア派指導者で活動家のニムル・ニムル(Nimr al-Nimr)師の死刑を執行したことに対し、イランが強く反発。両国間の激しい非難合戦となり、まずサウジがイランと