ずっと楽しみにしていた「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の劇場上映を見てきた。「試験機が飛び交う戦場で、フルアーマーガンダムと高機動型ザクが激突する」というガンプラMSV世代(結構上の世代だ)狙い撃ちのコンセプトが軸となっているが、「MOONLITE MILE」を書いてた太田垣康男さんらしいこだわりや戦争描写が見どころで、僕も原作漫画の大ファンである。アニメーションは原作の魅力を最大限生かしつつ、映像ならではのモビルスーツの迫力、スピード感。さらに鬼気迫るキャラクターの表情、菊地成孔さんの最高な音楽が乗っかっていてさながら「フルアーマーガンダム」そのもののような怪物作となっている。原作からの変更点は、どれも膝を打つ感じ。1話目のPVめっちゃバードマンっぽかった。 フリージャズに身を委ねながら「ガンダム」を駆るイオ・フレミングと、オールドポップに浸りながら「ザク」を手足として操るダリル・ロ