ミンガリング・マイクは、1969年から1976年まで“マイク・スティーブンス”という名前でアルバムを制作していた架空のファンク・ソウル系録音ミュージシャン。制作したアルバムはダンボール紙になっており、ジャケットもさることながらレコードもダンボール紙。彼の作品は法律事務所の調査員ドリ・ハーダーや彼の友人のフランク・ベイルートにフリーマーケットで発見された。 1967年、作者17才のときにファーストアルバムとなるLP『Sitting by the Window』を製作して以来、自作のレコードアルバムは、LPが50枚にシングル盤も同数かそれ以上の枚数あって、ほかに8トラテープなどもある。当初はジャケットのみ制作していたようだが、中にレコードがないと壁に立てかけるときに安定感がなかったため、レコードそのものまでを段ボール紙で作るようになったという。 ミンガリング・マイクは、当初、自分の本名や写真を
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