アメリカのロバート・ゼーリック国務次官は、野党の結束した反ボラーニョ大統領行動を辞めないと、経済援助や自由貿易協定から除外されるかもしれないと述べた。 4日、マナグアを訪れた次官は、ニカラグア到着前、同国の民主主義を「程度が低い」と、さらにマナグア到着後には、野党勢力の行動を「堕落」と評した。 ゼーリックはさらに、堕落行為に係わっている人物についてビザを認めないとした。 エンリケ・ボラーニョ大統領は、左派サンディニスタのダニエル・オルテガと右派自由党のアルノルド・アレマンを「クーデター」行動だとして非難している。 アメリカは、次期選挙でサンディニスタが権力に復帰することを懸念し、ボラーニョ政権を無条件で支持することを明らかにしている。 サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)は、1979年武力革命で政権につき、1990年選挙で敗れて下野した。 ニカラグア危機は、米州機構(OEA)に問題提