外務省は、送信元として外務省職員を詐称したウイルスメールが発信されていることを明らかにし、注意を呼びかけている。 外務省は10月20日、送信元として外務省職員の名前をかたったウイルスメールが複数発信されていることを明らかにし、注意を呼びかけた。 このウイルスメールは10月18日より流通し始めた。ワシントンにある在米日本大使館員の名前をかたって「mofa.go.jp」のメールアドレスから送付されているといい、添付ファイルを開くとウイルスに感染する。 外務省によるとウイルスの名称は「W97M_EMBED.A」。トレンドマイクロの情報によれば、これは単純なマクロウイルスだ。Windowsなどの脆弱性を悪用することもなければ、マスメーリング型ウイルスのように他人のメールアドレスを詐称して自分自身を送り付けることもない。よって、添付ファイルさえクリックしなければ感染することはない。 なお複数の報道に