宝島社の「このマンガがすごい!2022」オンナ編で第8位にランクインした、『しあわせは食べて寝て待て』(月刊『フォアミセス』で連載中)。難病にかかり、健康も仕事も、それまで通りにはいかなくなった38歳の独身女性が、薬膳とまわりの人々によって少しずつ元気をためていく物語です。作者の水凪トリさんは、以前は別名義で作品を描いていました。 なぜ絵柄も作風も変えて 、この作品を描くに至ったのか。また、ご自身も「治らない」と言われる難病と診断された水凪さんが、前を向けるようになるまでの葛藤や経緯を聞きました。(全2回の1回目。後編を読む) ◆◆◆ ペンネームも作風も変えて「再出発」したワケ ――宝島社の「このマンガがすごい!2022」オンナ編で第8位にランクインされ、『しあわせは食べて寝て待て』の注目度が一気に上がりました。ご自身で何か変化など感じますか? 水凪トリ(以下、水凪) ありがとうございます
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