’96年にEP『Sister Stalking』でデビューを果たすと、クラブ・ジャズとドラムンベースを融合させたそのハイ・センスな音楽性で一躍脚光を浴びたロンドン・エレクトリシティ。以降『プル・ザ・プラグ』(’98)、『ビリオン・ダラー・グレイヴィー』(’03)、『パワー・バラッズ』(’05)、『シンコペイテッド・シティ』(’09)と、コンスタントに作品を発表し続けている人気アクトです。ちなみに、プロジェクトを操縦するトニー・コールマン(蛇足ですが、ユニット時代のパートナー、クリス・ゴスは、現在ロンドン・エレクトリシティらが所属するレーベル、HOSPITALの運営に専念してます)は、もともと’90年代初頭に活躍したアシッド・ジャズ〜ダウンテンポ・バンド、イジットのメンバーだったことでも有名ですね。 そんなロンドン・エレクトリシティが、活動15周年の節目を飾る、待望の最新アルバム『ヤイクス!