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ブックマーク / nazology.net (124)

  • 蛾は以前のように「光に引き寄せられないよう進化している」【ハーバード大学】 - ナゾロジー

    飛んで火に入る夏の虫が、少なくなっています。 アメリカのハーバード大学(Harvard University)で行われた研究により、蛾が光を利用した罠によって捕らえられる数が、25年前と比べて大幅に低下していることが示されました。 またこの傾向は複数の地域で同時に確認されている、広域かつ長期的なものであることも示されました。 光を使った罠は大学の研究者だけでなく地元の学者、さらには夏休みの自由研究などにも利用される極めて普及した方法として長年にわたり利用されてきました。 今、光と昆虫の間に何が起きているのでしょうか? 結論から言えば虫たちは人工光に捕らえられないよう進化している可能性があるようです。 研究内容の詳細は2024年4月19日に『Journal of Insect Conservation』にて「蛾は以前ほどライトトラップに引き寄せられなくなっている(Moths are less

    蛾は以前のように「光に引き寄せられないよう進化している」【ハーバード大学】 - ナゾロジー
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    smicho 2024/04/23
  • 子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー

    余分な卵は保険かそれとも糧庫か?余分な卵は保険かそれとも糧庫か? / Credit:Canva多くの鳥たちは少し多めの卵を産みます。 3匹のヒナが理想的な種では4個の卵、4匹のヒナが理想ならば5個の卵というように、卵の数は想定するヒナの数に「プラス1」したものになります。 これまで、この「プラス1」された卵は孵化の失敗・病気・捕などによるヒナ喪失の保険として機能すると考えられてきました。 しかし新たに行われた研究によって、ヤツガシラと呼ばれる鳥たちでは卵を「プラス1」する理由が普通とは違う可能性が示されました。 ヤツガシラはユーラシアとアフリカの両方に広く分布している雑(肉より)の渡り鳥であり、日でも冬になると少数のヤツガシラが渡来することが知られています。 しかしヤツガシラにはもう1つ、高い兄弟いの頻度が知られていました。 これまでの研究で、ワシやタカなど多くの鳥類で兄弟同

    子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー
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    smicho 2024/03/23
  • カメラと繋がる回路をアンテナに!事実上防御不可能な盗聴技術が見つかる (2/2) - ナゾロジー

    AI技術を使用して受信画像のクリーンアップを実現したどんな携帯カメラや監視カメラでも簡単に盗撮できる防御不可能な方法が発表 / Credit:Yan Long et al . EM Eye: Characterizing Electromagnetic Side-channel Eavesdropping on Embedded Cameras (2024)そこで今回の研究ではまず、カメラから検知された電磁波放射パターンと撮影された映像の間に、予測可能な関連性があるかが確認されました。 用意されたのは上の図のように、被写体(例えば極秘会議)と会議を記録する記録用カメラ、そして電磁波を検知するためのアンテナをはじめとした受信装置でした。 結果、検知された信号は被写体を識別するのに十分であることが判明します。 ただ、やはりノイズの影響は甚大でした。 この方法で盗聴された画像は、色が失われたり、

    カメラと繋がる回路をアンテナに!事実上防御不可能な盗聴技術が見つかる (2/2) - ナゾロジー
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    smicho 2024/02/16
  • 「私の赤とあなたの赤は違う色?」誰もが一度は考える疑問に色覚細胞の研究が意外な発見 - ナゾロジー

    私が見ている赤は、他人にも同じような赤として認識されているのか? 私が赤と認識しているものは、別の人にとっては青である可能性はあるのか? これらは誰もが人生で一度は考える疑問だと言われており、古代から哲学者たちの頭を悩ませてきました。 個々の人が持つ主観的な感覚体験のことを「クオリア」と呼びますが、自分のクオリアと他人のクオリアが同じであるかどうかを証明することは困難だからです。 しかし米国のジョンズ・ホプキンス大学(JHU)で行われた研究により、私たちの網膜に存在する色覚細胞がどのような仕組みで生成されるか、またどんな比率で存在するかが確かめられ、この長年の哲学的疑問の答えとなり得る結果が得られました。 研究者たちは「正常な色覚を持つ人たちの間でも、同じリンゴに対して色が少し違って見える可能性がある」と述べています。 今回はまず実験の背景を解説しつつ、次ページ以降でクオリアに関連する発見

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    smicho 2024/02/03
  • T細胞を再プログラムして特定の老化細胞を攻撃させ「若返る」ことに成功 - ナゾロジー

    昔から、不老不死を求める物語は人々を魅了してきました。 例えば、スペインの探検家フアン・ポンセ・デ・レオンは、若返りの泉を探し北アメリカのフロリダへ遠征しました。 また秦の始皇帝は不老不死の霊薬を求めて3000人の童男童女と技術者を含む大船団を東方に派遣しました。 しかし、当の若返りの秘密は、私たちの体内の細胞に隠されていたのです。 米国のコールドスプリングハーバー研究所 (CSHL) で行われたマウス研究によって、私たちの体内に既に存在するT細胞を再プログラムして老化細胞と戦う方法が開発されました。 この先進的な治療法は、高齢者の健康を向上させ、加齢による衰えを「逆転」させる可能性を秘めています。 さらに、若いマウスに投与した場合、加齢による衰えも防ぐ効果がありました。 私たちの体内に眠るこの驚くべき力を目覚めさせることができれば、人類は長年の夢であった永遠の若さを手に入れることができ

    T細胞を再プログラムして特定の老化細胞を攻撃させ「若返る」ことに成功 - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2024/01/30
    年寄りに適用したら全身炎症起こして大変なことにならん?て思っちゃった。書いてないから寿命を伸ばす効果はなかったんだろうな。
  • 植物は人に聞こえない「悲鳴」をあげていた!動物たちには聞こえている可能性も… - ナゾロジー

    植物も助けを求めて人知れず悲鳴をあげているようです。 イスラエル・テルアビブ大学(TAU)の最新研究により、植物は水不足で乾燥したり、ハサミで傷つけられると、人の耳には聞こえない周波数の「悲鳴」をあげることが判明しました。 この悲鳴を人間の可聴域内に低く設定すると、プチプチを潰しているかのような破裂音になっています。 ただ昆虫や小動物には植物の悲鳴が普通に聞こえており、その音を介して何らかのやり取りが行われている可能性もあるようです。 研究の詳細は、2023年3月30日付で科学雑誌『Cell』に掲載されています。 Plants Really Do ‘Scream’ Out Loud. We Just Never Heard It Until Now. https://www.sciencealert.com/plants-really-do-scream-out-loud-we-just-

    植物は人に聞こえない「悲鳴」をあげていた!動物たちには聞こえている可能性も… - ナゾロジー
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    smicho 2024/01/24
  • 実は植物にも麻酔が効く!神経系がないのになぜ? - ナゾロジー

    多くの人々は、麻酔薬が神経を麻痺させ、痛みを減らすために用いられると理解しています。 しかし、最近の研究によって、これらの薬剤が植物にも類似の一時停止の影響を及ぼすことが明らかになりました。 神経系を持たない植物でも、麻酔薬によって活動が停止するという事実は、私たちの麻酔薬に対する理解を根から揺るがすものです。 また最新の研究では、麻酔薬が植物や動物を超えて細菌や菌類なども含む全生命に麻痺効果を与えられることが示されています。 麻酔の質とは、いったい何なのでしょうか? この記事では、麻酔薬が植物に与える影響と、それが私たちの科学に対する認識にどのように影響を与えるかについて、現在判明している研究結果をまとめて報告したいと思います。 Anaesthetics stop diverse plant organ movements, affect endocytic vesicle recy

    実は植物にも麻酔が効く!神経系がないのになぜ? - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2024/01/11
    細胞膜に作用するなら麻酔以外の治療に使えたりしないんかな。
  • 哺乳類は理由がなければ「顔を長くしたい」生き物だった - ナゾロジー

    馬に「なんで顔が長いの?」と聞くと、その正しい答えは「余裕があるからさ」となるようです。 ロバとウマ、ヒツジとウシ、ワラビーとカンガルーのように、哺乳類における同じグループの小型種と大型種を比べてみると、ほとんど決まって大型種の方が長い顔をしているのが分かります。 実はこの理由は今までよく分かっていませんでした。 しかし豪フリンダース大学(Flinders University)は最近、この謎が「摂への適応」というシンプルな枠組みで説明できると発表。 すばり、小さい動物は筋肉量が少ないので、できるだけ噛む力を強くするために顔を短くし、逆に大きい動物はそもそも噛むための筋肉量が十分なので、顔を長くしても大丈夫なのだという。 となると哺乳類は基的に「顔を長くしたい生き物」のようですが、顔を長くするメリットはどこにあるのでしょう? 研究の詳細は、2023年11月29日付で科学雑誌『Biolo

    哺乳類は理由がなければ「顔を長くしたい」生き物だった - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2023/12/21
    消化器が大型化して体躯が柔軟性を失った(容易に屈めなくなった)結果だと思う。
  • 「自殺を考える人」は血中に検出可能な変化が起きていた!しかもその成分は男女で違う - ナゾロジー

    自殺の認識が変わるかもしれません。 米国のカリフォルニア大学(UC)で行われた研究によって、男女で異なる5つの化合物の血液濃度を測定するだけで、自殺念慮の高い人を90%以上の精度で特定できることが示されました。 また研究では男女共通の自殺念慮の因子として「ミトコンドリアの機能低下」を示す化合物も特定されました。 ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産工場として機能しているだけでなく、脳と体の間の信号を調整する「ミトコンドリア情報処理システム(MIPS)」の中枢を担っており、機能不全は全身の細胞に大きな悪影響を及ぼすと考えられています。 このことから研究者たちは、プレスリリースにて「自殺未遂は実際には、細胞レベルで耐えられなくなったストレスを(死によって)止めようとする、より大きな生理学的衝動の可能性がある」との仮説を提唱しています。 研究内容の詳細は2023年12月15日に『Transla

    「自殺を考える人」は血中に検出可能な変化が起きていた!しかもその成分は男女で違う - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2023/12/20
  • 「あなたの一番古い記憶は?」人は覚えていても2歳以前の記憶にアクセスできなくなっている - ナゾロジー

    皆さんが思い出せる最も古い記憶はいつ頃のものでしょうか。 稀に「母親の胎内にいたときを覚えている」という方もいますが、ほとんどの人は2〜3歳以降のことだと思います。 このように人生初期(0〜3歳頃)の記憶が抜け落ちている現象を「幼児期健忘(infantile amnesia)」といいます。 ただ、最近の研究では人間の自意識は4カ月頃から発達すると報告されており、ほとんどの人が2〜3歳以前の記憶を思い出せない理由はよく分かっていませんでした。 この疑問に対して、アイルランド・ダブリン大学トリニティ・カレッジ(TCD)の研究チームは、私たちが人生初期の記憶を喪失しているわけではなく、アクセスできない状態になっているだけである可能性を示唆する研究結果を報告しています。 さらに驚くべきことに、幼年期の記憶にフタがされるかされないかは、妊娠中の母親の免疫反応に大きな要因があったといいます。 研究の詳

    「あなたの一番古い記憶は?」人は覚えていても2歳以前の記憶にアクセスできなくなっている - ナゾロジー
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    smicho 2023/11/30
  • アルツハイマー病の原因物質の蓄積を「エスプレッソ」が阻害できると判明! - ナゾロジー

    アルツハイマー病は、神経細胞が死んでいくことで記憶力や思考力を失っていく進行性の脳疾患です。 世界にはすでに5700万人を超える患者がおり、高齢化社会の波とともに更なる増加が懸念されています。 そんな中、伊ヴェローナ大学(University of Verona)の研究チームは、エスプレッソに含まれる化合物がアルツハイマーの発症原因の一つとされる「タウタンパク質の凝集」を阻害できることを発見しました。 エスプレッソを飲むことがアルツハイマー病の予防になるかもしれません。 研究の詳細は、2023年7月19日付で学術誌『Journal of Agricultural and Food Chemistry』に掲載されています。 Espresso can prevent Alzheimer’s protein clumping in lab tests https://www.acs.org/pr

    アルツハイマー病の原因物質の蓄積を「エスプレッソ」が阻害できると判明! - ナゾロジー
  • キプロスで最大30万匹を超える猫の「異常な大量死」が発生! - ナゾロジー

    キプロスでコロナウイルスが蔓延キプロスでコロナウイルスが蔓延 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部キプロスでは現在、毒性の強いコロナウイルスが蔓延し、多くのが命を落としています。 このウイルスは通常、たちに軽度の腹痛のみを引き起こしますが、新たに蔓延しているコロナウイルスはの白血球に感染して全身に広がるように進化しており、腹部・腎臓・脳などで致命的な炎症反応「伝染性腹膜炎(FIP)」を引き起こします。 これまでにもコロナウイルスが原因でFIPを起こすことは知られていましたが、症例数は非常に少なく、2021年には3件、2022年には4件だけが報告されました。 しかし2023年になると症例数が急増。 1月だけで98件となり、その後爆発的な増加が起こりました。 キプロス保護福祉協会(PAWS)は今年の初め以来、30万匹のがFIPにより死亡したと推計しています。

    キプロスで最大30万匹を超える猫の「異常な大量死」が発生! - ナゾロジー
  • 人工衛星が250個破壊されると人類は完全に地球に閉じ込められてしまう! - ナゾロジー

    軌道閉塞は避けられない未来なのかもしれません。 スペインのマラガ大学(UMA)で行われた研究によって、大国同士が対衛星兵器を打ち合う「宇宙戦争」が起きた場合、わずか250個の人工衛星が破壊されただけで人類の宇宙への道が閉ざされてしまう可能性が示されました。 これまで人工衛星の破壊によって発生するスペースデブリが一定のしきい値を超えると、新たな人工衛星の破壊とスペースデブリの再発生のサイクルが止まらなくる「ケスラーシンドローム」と呼ばれる現象が起こり、人類が宇宙にアクセスするのを不可能にすると考えられていました。 今回の研究では対衛星兵器を使った宇宙戦争がシミュレーションされ、地球軌道が予想よりはるかにデブリに対して脆弱であることが判明しました。 現代の戦闘テクノロジーが宇宙の静寂を破る瞬間、そこにはどんな未来が待ち受けているのでしょうか? 研究内容の詳細は『Defence and Peac

    人工衛星が250個破壊されると人類は完全に地球に閉じ込められてしまう! - ナゾロジー
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    smicho 2023/07/18
    フェルミのパラドックスの答えなりよね。文明が実用的な宇宙船を完成する前に空がデブリで埋め尽くされてしまう。
  • ツクツクボウシの鳴き声が「パートごとに別の意味を持つ」ことを実証! - ナゾロジー

    もうすぐ夏、セミの大合唱が始まる季節です。 中でも「ツクツクボウシ」は、曲のイントロやサビのように鳴き声が各パートに分かれている珍しい特徴を持っています。 しかし、その生物学的な意義はいまだ明らかになっていません。 そんな中、九州大学と大阪公立大学の研究チームは、このパート分けの実態解明に一歩前進する発見をしました。 ツクツクボウシのオスは、他のオスが鳴いていると「合いの手」を入れるのですが、あるパートで「合いの手」の数が大幅に増えることが判明したのです。 何か彼らなりのセッションのルールがあるのかもしれません。 研究の詳細は、2023年5月29日付で科学雑誌『Entomological Science』に掲載されています。

    ツクツクボウシの鳴き声が「パートごとに別の意味を持つ」ことを実証! - ナゾロジー
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    smicho 2023/07/02
  • 摘出した臓器をガラス化し100日後に解凍して移植することに成功! - ナゾロジー

    臓器移植に革命が起こるかもしれません。 米国のミネソタ大学(UMN)で行われた研究により、ラットの腎臓全体を100日間凍結保存した後に解凍し、別のラットに移植することに成功しました。 移植された腎臓はラットの中で正常に機能しており、ラットは普通に生活することができました。 臓器全体の機能を保ったまま「摘出➔凍結➔保存➔解凍➔移植」と全ての流れを完璧に成功させたのは、今回の研究が世界ではじめてとなります。 研究者たちは臓器全体を安全に凍結保存できるようになれば、臓器移植の分野に革命的な変化が起こり、多くの人々を救えると述べています。 しかしこれまで行われてきた類似の試みは全て失敗しているのに、なぜ今回は成功できたのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年6月9日に『Nature Communications』にて公開されました。

    摘出した臓器をガラス化し100日後に解凍して移植することに成功! - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2023/07/02
  • 高所恐怖症を発生させる脳回路を発見!「破壊すると命知らずに」 - ナゾロジー

    高所恐怖症の仕組みが発見されました。 中国の華東師範大学(ECNU)で行われたマウス研究により、脳内には高所で感じる恐怖の発生源となる脳回路と、高所の恐怖を抑制する脳回路の2つが存在することが示されました。 高所恐怖症は数千年前の古代文献にも記載されている非常にメジャーな恐怖症ですが、脳内でどんな仕組みが働いているかは謎に包まれていました。 また研究ではこの脳回路を破壊した場合に何がおこるかも調べられており、高所でぶらさがりを楽しむような「命知らず」なマウスや、逆に高所を極端に嫌う超高所恐怖症なマウスが作成されました。 研究内容の詳細は2023年5月30日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されました。

    高所恐怖症を発生させる脳回路を発見!「破壊すると命知らずに」 - ナゾロジー
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    smicho 2023/06/17
  • 「宇宙で揚げ物は作れるのか?」揚げ物好きの科学者たちが本気で研究 - ナゾロジー

    揚げ物が「揚がる」ための条件クリスピーな表面とジューシーな中身が魅力的 / Credit:Canva揚げ物の魅力は、カラッと揚がった表面とジューシーな中身にあります。 唐揚げや天ぷら、トンカツなどは水で溶いた小麦粉、片栗粉やパン粉などをまとわせて揚げる料理ですが、サクサクとした衣と中から溢れる肉汁が魅力的です。 またフライドポテトなどは、素材そのものを揚げる「素揚げ」に該当しますが、カリっとした外側とホクホクした中身を楽しめます。 では油で揚げると、どうしてこのような「揚げ物」と呼ばれる料理ができあがるのでしょうか? 材が「揚げ物」になるためのポイントは、「水分を抜く」ことにあります。 熱した油に材を放り込んで加熱し続けると、材の表面の水分が抜けていき、そこに油が入り込みます。 つまり材を揚げている間、材に含まれた水分と油が入れ替わっていくのです。 この時、材(もしくは衣)から

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  • 「宇宙には好みの向きがある」銀河の分布に非対称性を検出 - ナゾロジー

    もし研究結果が正しければノーベル賞級の発見となるのは間違いありません。 米国のフロリダ大学(UF)で行われた研究によって、宇宙に分布する銀河の3次元的な分布に、明確な非対称性があることが示され「宇宙には鏡像関係にある2つのうち好みの向きが存在する」ことが示されました。 この好みの方向は宇宙が指数関数的に急拡大する「インフレーション」の時期に未知の物理法則によって刻み込まれ、銀河分布パターンの非対称性へとつながったと考えられます。 研究者たちは、誕生直後の宇宙に好みの向きが出現した理由を理解できれば、なぜ現在の宇宙は反物質よりも物質が多いかといった、より根的な非対称性の謎を解明できると述べています。 しかし誕生直後の火の玉だった宇宙に、いったいどんな力が作用して非対称性が発生したのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年5月22日と同年5月19日に『Monthly Notices of t

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    smicho 2023/06/04
  • カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー

    カンガルーは人類よりも進化の先を行く存在なのかもしれません。 イギリス自然史博物館(NHM)の研究チームは、カンガルーやコアラを代表とする「有袋類(ゆうたいるい)」が、ヒトを含む他の哺乳類よりも進化的に先を行っている可能性があることを発表しました。 専門家らはこれまで、袋の中で子を育てる有袋類を”卵生の哺乳類(カモノハシやハリモグラ)”と”胎生の哺乳類”の中間に位置づけ、「人類よりも原始的(primitive)な存在だ」と考えてきました。 しかし今回の研究では、哺乳類の共通祖先から最も進化幅が大きかったのは有袋類であることが判明したのです。 研究の詳細は、2023年4月28日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。 Marsupials Are ‘Far More Evolved’ Than Other Mammals, Even Humans https://w

    カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2023/06/04
  • 同じ一日に閉じ込められる!?不思議な疾患「既体験(デジャ・ヴェキュ)」とは? - ナゾロジー

    『Re:ゼロ』や『涼宮ハルヒのエンドレスエイト』など、古今のアニメでも人気の高い、同じ日を延々と繰り返すシチュエーション。 現実に時間がループすることはありえませんが、ループする世界に閉じ込められたと錯覚する不思議な症状は現実に存在するようです。 豪ロイヤル・プリンス・アルフレッド病院(RPAH)はこのほど、80代男性に起きた「毎日が同じ出来事の繰り返しに感じる」という珍しい症例を報告しました。 それによると、男性は身の周りに起こるすべての出来事が”過去に体験したもの”として認識されるようになったという。 これはデジャヴュのような感覚が長期間持続する「既体験(déjà-vécu:デジャ・ヴェキュ)」と呼ばれる現象だといいます。 研究の詳細は、2023年5月16日付で科学雑誌『BMJ Case Reports』に掲載されています。 ‘Groundhog Day’ syndrome made

    同じ一日に閉じ込められる!?不思議な疾患「既体験(デジャ・ヴェキュ)」とは? - ナゾロジー
    smicho
    smicho 2023/05/28