動画配信の「ニコニコ動画」などグループの複数のウェブサービスが、サイバー攻撃を受けて停止していることについて、出版大手のKADOKAWAは、出版や決済システムなど、グループ全体の事業にも影響が出ていることを明らかにし、全面的な復旧までには少なくとも1か月以上かかる見込みだと発表しました。 出版大手のKADOKAWAによりますと、今月8日の午前3時半ごろ、グループ会社の複数のサーバーに障害が発生し、分析したところ、動画投稿や生配信などを行うニコニコサービスを標的として、データセンターのサーバーが、身代金要求型のコンピューターウイルス=ランサムウエアなどの大規模なサイバー攻撃を受けたことが確認されたということです。 被害の拡大を防ぐため、データセンター内のサーバーをシャットダウンしたため、グループ内のほかのサービス、公式サイトやオンラインショップ、それに出版事業の紙の書籍の受注システムや決済シ