Netflixが膨大なユーザーデータを活用しもっとも注力しているのがレコメンデーション機能だ。再生される作品のおよそ80%は検索ではなく、レコメンデーションを経由して選択された作品だという。 同社は2007年にストリーミングサービスをローンチする以前から、作品に対する評価を予測するマシンラーニングの大会「Netflix Prize」を開催するなど、レコメンドに必要なアルゴリズム開発に積極的に取り組んでいた。 ストリーミングサービスへの移行によって取得できる視聴データが圧倒的に増えると、レコメンド機能の改善を加速させていった。 Netflixは視聴した作品や視聴時間、視聴した日時、利用したデバイス、検索やページのスクロールの様子を細かくトラッキング。膨大なユーザーデータを複数のアルゴリズムによって処理し、トップページに表示する作品やジャンル、それらの並び順を決定しているという。 トップページ