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論文に関するsolailoのブックマーク (105)

  • STAP問題が照らし出した日本の医学生物学研究の構造的問題: 小野昌弘のブログ Masahiro Ono's blog

    在英研究者、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で研究室を主宰。免疫学者/皮膚科医。ブログおよびツイッター(@masahirono)では、主に英国事情、政治社会などについて私見をつぶやいています。研究用ホームページはこちら 日4月1日、通称STAP問題についての理研の調査委員会の報告があった。理研がどれだけ真摯に問題解決にあたるかはまだこれからの対応を見なければ分からないが、そもそも問題についての認識がずれているように思ったので、ここに思う所を書いた。 今回の事件で、STAP論文はNatureに載りながら実にずさんな研究であったことが暴露されてしまったわけだ。理研、著者たちに個別的な問題は勿論あろうが、些末で表面的な騒動に目をとられて、根底にある構造的問題が隠れてしまっている。 よく誤解されているので、STAPの著者と権利について明瞭にしておきたい。Natureの2論文が、もし

  • コピペがゼロで、100%オリジナルな学術論文は許されないという理由

    理研の「STAP細胞」研究をめぐる問題に関しては、私は余り興味が湧きません。一点だけ、生命倫理へのタブーの薄い日では、こうした再生細胞の研究は今後も大いに期待されるので、その足を引っ張ることがなければいいという思いはしています。それ以外は、「起きたこと」よりも、「伝えられ方」の方が「事件」であるし「問題だ」という見方をせざるを得ません。 その「伝えられ方」の中で、一点だけどうしても我慢のならないことがあります。それは、論文に「コピペ」が横行しているのはケシカランという報道が余りに加熱しているために、まるで「コピペがゼロ」の、つまり「100%オリジナルな論文」が理想であるかのようなイメージが拡散していることです。 これは大変な間違いです。学術論文(リサーチ・ペーパー)は文学作品ではありません。100%オリジナルなどというものは、評価の対象にすらならないのです。 余りにも基的なことなので、

    コピペがゼロで、100%オリジナルな学術論文は許されないという理由
  • アメリカポスドクの歩き方 - FC2 BLOG パスワード認証

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  • 「無断引用」という表現はやめよう|Colorless Green Ideas

    他人の文章を自分の文章のように扱う研究上の不正は、「剽窃」または「盗用」と呼ぶのが正確であり、不正確で誤解を招く「無断引用」という表現を用いるのはやめるべきである。 「無断引用」という表現はよろしくない 小保方晴子氏が他者の文章を自分の論文に盗用したという事件 [1] があった。この事件の報道において「無断引用」という表現が各所で用いられているが、この表現は正確でなく誤解を招きやすいので、使うのはやめるべきだと思う。「無断引用」の代わりに、「剽窃(ひょうせつ)」か「盗用」と言ってほしいところだ [2] 。 引用という行為は、引用の作法を守っているかぎり、法的にも倫理的にも何ら問題のない行為である。そして、引用は基的に無断で行われる。わざわざ出典の著者の許可をとらないのである。つまり、無断で行われる引用は全く正常な行為であり、研究上の不正ではない。 研究上の不正になるのは、他人の文章を自分

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  • 実践しながら学ぶグラウンデッド・セオリー・アプローチ

    書の刊行を記念して、著者の戈木クレイグヒル滋子先生、岩田洋子先生、西名諒平さんによる座談会を開催しました。収録した内容は「ナーシング・トゥデイ」2014年6月号の「NT座談会・臨床の知へのアプローチ」で紹介しています。また、その後編として「質的研究を正しく学ぶために〜臨床ナースと学生が取り組む グラウンデッド・セオリー・アプローチ」をWeb上に公開しています。質的研究〜GTA を臨床の現場で活用する意義と面白さや、実際に使っていくために現場のナースと研究者それぞれに必要なことなどについて、たっぷりと語っていただきました。ぜひご一読を!

  • 100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い

    何かインプットしたら、アウトプットすること。 アウトプットを予定して、思い描いて、インプットは行うこと。 メモでも日記でもブログでもレジュメでもレポートでも論文でも著作でも隣の人に話すのでもいいから、吐き出すこと。 ちんぷんかんぷんでもの内容をレジュメにまとめ、お馬鹿同士トンデモな議論をやり、なんとか書き上げた論文モドキを投稿して無理解極まる査読者とやり取りすること。 でないと、アタマの中にも、手の中にも、何も残っていないことに気付くことになる。 「ああ、そんな(あるいは、そんな話)、前に読んだな(聞いたな)」でおしまいになるだろう。 アウトプットは、できればインプットと同じ水準のものがいい。 たとえば論文を読むなら、論文を書くつもりで読むこと。 そうなると内容を得るだけでは済まなくなる。 ・どういった構成で書かれているか? ・どんな決まり文句や、つなぎの言葉が使われているか? ・主張

    100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い
  • 論文査読の方法 (カナダからのブログ)

    カナダからのブログ このブログの目的についてはこことここ,コメントや訂正などの連絡先や実名 (金田,かなだ) で書いている理由などについてはここをみてください. 研究を仕事としていると,ときどき論文の査読をたのまれることになる. なれないうちは査読結果をどう書いたらよいかなど,なやむことがおおかった. しかし,最近は比較的短時間で,それほどくるしむことなく査読できるようになった. ここでは私の査読のやりかたについて書くことにする. 査読論文はいろいろな方法でやってくる. 会社づとめをしているが,研究所なので,会社経由で依頼されることもしばしばである. また,自分が過去に書いた論文にちかい分野のものを論文誌などの査読委員から直接,依頼されることもある. 論文を投稿すると,かわりに他の論文の査読を依頼されることもある. 第 2 の方法で英語の論文の査読を依頼されたことはなかったようにおもうが,

  • お経集

    これから論文を書く若 者 のために(1999.1.21. ver. 2.1) の元となった文章です。に比べればかなり短いですが、論文書きの要をまとてあるつもりです。まずはこれを読んでみて下さい。気に入った方は、の方も どうぞ(この文章を ver. 2.1 とすると、の方は ver. 10 くらいに相当します)。 フレーム未使用版 「なかなか論文を書けない若者のために」(2002.9.5. ver. 1.2.5) 論文書きの技術以前の問題として、論文を書けずに苦しんでいる若者のための文章です。 「これ論」版日語の作文技術 (2006.2.23. ver. 1.2) 名著「日語の作文技術」に私なりの解説を加えました。一つ一つの文をわかりやすくするコツをまとめています。 イントロダクションのこつ -イントロ折り紙に挑戦 - (1999.1.20. ver. 1.0.2)

  • 論文の査読のしかた (TAKENAKA's Web Page)

    学術雑誌に投稿された論文は,担当編集者が査読者(校閲者とも呼ぶ)に 読んで評価してもらい,これを参考にしながら受理したり改訂を指示したり 却下したりします. 東北大学の酒井さんのページ に, このプロセスの詳細についての解説 があります. 査読者は,一編の論文あたり2人のことが多いようです. 学術雑誌の平均受理率を40%とし,どの論文も2人の査読者がチェックすると すると,世に出る論文の数の5倍の査読レポートが書かれている計算になります. 論文の書き方についてはいろいろな成書もあり,インターネット上でもさまざまな 情報を得ることができます(たとえば上記の酒井さんの 「若手研究者のお経」 が有名). なのに,その5倍も書かれているはずの査読レポートの書き方の心得の ようなものは,寡聞にして知りません(※).考えるに,査読をするような人なら それなりの見識と経験を持っているはずで,今さら論文の

  • スラブ研究センター [どうすれば、すばらしい学術論文が書けるのか]

    どうすれば、すばらしい学術論文が書けるのか ダ イアン P. コーエンカー イリノイ大学(ウルバナ-シャンペイン) 私は、10年間Slavic Reviewの編集長として、またそれよりもずっと長い間、学術論文を書き、査読してきた研究者としての経験を皆さんと分かち合えることを嬉しく思いま す。ここでは、公刊されるに足る学術論文を書く上で重要であると私が考えるいくつかの基準、どの雑誌、ひいてはどの読者集団を意識して書くのかという選択 の重要性、雑誌が想定している学術的記述の類型、査読過程それ自体についてお話したいと思います。また、原稿の採否決定を説明する編集者からの手紙をどう 解釈すべきか、原稿拒否のいくつかの理由、この不幸な出来事に投稿者はどのように対応すべきかについてもお話します。最後に、公刊の作法と倫理についても お話ししようと思います。 唯一の標準などない まず指摘しなくてはならない重

  • 学術に召集されるということ - Ockham’s Razor for Engineers

    理系のための「即効!」卒業論文術 (ブルーバックス)作者: 中田亨出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/01/21メディア: 新書クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る博士で身につけるべき研究力とは穴埋め問題の作成能力 - 生駒日記より。学術から "召集" を受けた人間は、研究の道に「進まざるをえない」のです。このは未読ですが、っていうか読みます読みます発注しますた。おこがましいようですが、自分の専門については、わりあいそう思っています、特に最近*1。というのは、最近ある課題があって、そのために文献をたどったら、かのアメリカ音響学会の論文にたどり着いたからです。日に戻ってから、一見アメリカ音響学会(ASA)の「彼ら」との縁が無くなったものかと、視野の狭い自分はとても落ち込んだこともありました。でも実は、決してその学問の世界との縁というものは、決して途切れることは

  • 俺様に論文を指導してもらいたければ以下の手順を踏みやがれ! - 発声練習

    でも、基は所属研究室のやり方に合わせるんだぜ! 何を書きたいのかはっきりさせやがれ! 次のことをまずはっきりさせて、メールで送りやがれ! 問題はなんでぃ? その問題を解決してぇんか?それとも緩和させてぇんか? その問題を解決/緩和すると誰がよろこぶんでぃ? この問題について他に誰か挑んでねぇか? どこのどいつさまが、いつ、何をしでかしたん? 何で、おめぇさんはそいつの成果に何か上乗せできるとおもっているんだい? どういう方法で問題を解決/緩和を実現するつもりだい? どんな結果がでそうなんだ(あるいはてにいれたんだ) 論文の骨ってやつを俺様にメールで送れ! 論文の味わいを決めるのは脂じゃなくて骨なんだ!骨がきっちりした論文は肉がきっちりついてうめぇ。骨がガタガタなのに肉をつけようとすると犬にでもくれてやりたいできあがりになる。そいつはいただけねぇ。次のことをメールで送りやがれ! 論文の題目

    俺様に論文を指導してもらいたければ以下の手順を踏みやがれ! - 発声練習
  • 新聞は「捨てるため」にある (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    たとえば、紙面全体の「像」を「一覧」し終えた段階で、私は、読むべき記事と、無視してもかまわない記事について、おおよその判断をつけている。 これは、リテラル(文字通り)な意味で、「読んで」いるのではない。グラフィカル(視覚的な、絵として)な図像として、紙面の情報を処理している。われわれのアタマはおそらくそういうふうに出来ているのだ。 目(あるいは、脳の視覚情報処理)には、神秘的な能力がある。 フラミンゴのおかあさんは、数万羽のヒナの中から、一瞬で自分の子供を見つけ、あやまたずにわが子の前に着陸することができる。人間の目にも似た能力がある。たとえば、恋する者の目には、ハチ公前の群衆の中で、恋人の立っている場所だけが、輝いて見える。のだそうだ。 「スポットが当たってるみたいに見えるんですよ」 うん。どうかしているんだと思うよ。色んな意味で。 紙の新聞は、特定の情報(特定の単語、特定の記事、あるい

    新聞は「捨てるため」にある (2ページ目):日経ビジネスオンライン
  • 卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習

    はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用

    卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習
  • bookmarks=本の栞: 城 繁幸 『若者はなぜ3年で辞めるのか? 』

    城 繁幸 / 『若者はなぜ3年で辞めるのか? 』 / 2006 / 光文社新書 / C タイトルへの著者の答えは「質的にねずみ講である年功序列が破綻したせい」であり、対処法は「昭和的価値観を捨てる」「誰のために何のために働くのか、考え直す」というもの。 企業の人事部にコンサルティングを行う立場であり、かつ自分もその退職した若者の一人という両方の視点をきちんと生かしているので納得感のある主張になっている... と思っていたけど、取り消し。 書の「著者の主張」については依然おもろしいとは思うものの、「主張の根拠」にかなりの事実誤認、事実過誤、もしくは意図的な無視やデータ解釈のねじ曲げがあるように思えます。焦点をはっきりさせるためにある程度的を絞った書き方をしていることが明示されていないのでちょっと残念です。 そもそも「年功序列」「終身雇用」は「日的慣習」ではなくて「労働人口のごく一部

  • Business Media 誠:3年では辞めない? 新入社員の仕事観に変化

    景気回復などを背景に“売り手市場”だった新卒採用だが、今年の新入社員はどんな仕事観を持っているのだろうか? 最も多かったのは「入社が決まっている会社でずっと働きたい」で52.7%、2005年の調査と比べ18.1ポイントも増えていることが、キリンホールディングスの調べで分かった。 一方、2005年の調査で最も多かった「仮に転職しても自分のやりたい仕事をしたい」は、15.5ポイント減少した。また、どの位まで出世したいかでは「専門職としてエキスパートを目指す」がトップで24.3%だったが、同-3.2ポイント。逆に「管理職クラス」は同6.2ポイント増え、22.0%だった。「空前の売り手市場で複数の内定を獲得した人も少なくないが、入社した会社で確実に地位を向上させようとする傾向がある」(キリンホールディングス)と分析している。 インターネットによる調査で、全国の20歳以上の男女843人(男性263人

    Business Media 誠:3年では辞めない? 新入社員の仕事観に変化
  • ほんとうにスゴイ論文は日本語で書いても外国で読まれる | 5号館を出て

    私が学生の頃に聞いた話なので、今となっては半世紀も前のことなのかもしれませんが、日の魚類学が世界をリードしていた時代があったのだそうです。その頃は魚類学に限らず、日人が書く科学論文の多くは日語で書かれ、日国内の雑誌に載っていたのだと思います。ところが、世界中の魚類学者、特にアメリカの魚類学者は日の魚類学の成果を読みたくて仕方がなかったようで、なんと日の学術雑誌(「魚類学雑誌」?)がアメリカで翻訳されて流通していたという話を聞きました。 しかし、その他の業界の論文は日語で書いても世界の誰も読んではくれなかったようです。つまり日の科学のレベルが低かった、あるいはほとんど評価されていなかったので、わざわざ翻訳してまでも読んでくれる人がいなかったということなのだと思いますが、すでに何年も前に日語で論文が書かれていたのとほとんど同じ内容の研究成果が外国人の手によって英語で出版され、

    ほんとうにスゴイ論文は日本語で書いても外国で読まれる | 5号館を出て
  • 「ふつう」のススメ - 内田樹の研究室

    卒論を四年生たちは全員無事にご提出されたようである。 めでたし、めでたし。 最後のゼミで、ひとりひとりから卒論の自己採点をうかがいながら、私の感想を申し述べる。 読んでわかったことがある。 それは、学生諸君は卒論において個人的に切迫した問題に迂回的に触れている、ということである。 なもん当たり前じゃないかと言うなかれ。 そうでもないよ。 というのは、ご人にとって切迫した問題に触れているなら、どうしてその卒論主題を選んだかをすらすらと言えるはずである。 それが意外なことに、それを自分では言えないのである。 それが「自分にとって切迫した問題である」ということをご人が意識していないのである。 そういうものを何と呼ぶのか、みなさんにはもうおわかりであろう。 そう、「トラウマ」である。 抑圧された心的過程は症状として顕在化する。 卒論はその意味で学生諸君の「症状」なのである。 聞いてびっくりです

  • フィールドワーク(fieldwork)

    フィールドワークの外延的定義は次のとおりです。 フィールドワーク(field work)とは、「研究対象となっている人びとと共に生活をしたり、そのような人びと[インフォーマント] と対話したり、インタビューをしたりする社会調査活動のこと」である。 文化人類学者は、フィールドワークにもとづいて、人びとの生活に関する記述であり同時にその 人類学的考察である記録(主に書物)である民族誌(みんぞくし)を著します。 さらに詳しい解説は以下のあるリンクを参照してください。◆は用語法や方法論にかんする話、◆はそこから派生するエッセイ、◆はさらに周辺領域の話やマニュアルです。 パイドロスに応えるソクラテスのことば 私は学ぶことを愛する人間なのだ。…… とは言え、どうやら君は私を外へ連れだす薬物を発見したようだね!(dokein moi tes emes exodou to pharmakon eureke

  • Amazon.co.jp: 質的研究実践ガイド: 保健・医療サービス向上のために: キャサリンポープ, ニコラスメイズ: 本