◇新幹線開業で電圧変更、コスト増 国内の旅客列車としては最長距離を走る寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪−札幌)の来春廃止が先月、正式に発表された。運行するJR西日本は車両の老朽化のためというが、疑いの目で見る鉄道ファンは少なくない。そこに浮かび上がる鉄道先進国・日本のお寒い現実とは−−。【小林祥晃】 トワイライトエクスプレスは最後尾の車窓を独り占めできる個室や、日本海の夕日を眺めながら楽しむフルコースのフレンチが売りの豪華列車。登場から25年、個室は今もなかなか取れないプラチナチケットだ。その「廃止」の報に、鉄道に関する著書の多い明治学院大国際学部教授の原武史さんは「ゆったりと旅したいというシニア層には根強い人気がある。少子高齢化が進み、ニーズはより高まるはずなのに」と首をかしげる。 JR西日本は「車両製造は40年前で、老朽化した」と説明しているが、複数の関係者は「理由は他
![<特集ワイド>寝台特急廃止のお寒い舞台裏 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2b5cf0fa59a74811602caccca9d80ce16bd79ad2/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggAKKGdg52LAFRQcAJjfZtNg---x154-y200-q90%2Famd%2F20140612-00000047-mai-000-2-view.jpg)