負の連鎖が止まらない。天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会の2回戦残り6試合が16日に行われ、横浜FCがJ3のヴァンラーレ八戸に1-2で、サンフレッチェ広島が関西サッカーリーグ1部のおこしやす京都ACに1-5で敗れた。 9日にはFC東京が順天堂大学に、横浜F・マリノスがJFLのHonda FCに、ベガルタ仙台がJ3のいわてグルージャ盛岡に敗退。J1勢の4分の1となる5チームが、天皇杯の醍醐味でもあるジャイアントキリングの餌食になって初戦で姿を消した。 「本当に情けない試合だった」 ホームのニッパツ三ツ沢球技場で、攻守両面で八戸の後塵を拝し続けた。試合終了間際に1点を返すのが精いっぱいの展開を振り返った早川知伸監督の第一声からは、番狂わせに泣いたというよりは、むしろ力負けを喫した横浜FCの現在地が伝わってくる。 「八戸さんを何ひとつ上回れなかった。走力のところもそうだし、自分たちが
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