ふるさと納税をした人に現金を還元する仲介サービス「キャシュふる」を運営するDEPARTURE(東京都新宿区)は10日夕、同社公式サイトでサービスを終了したと発表した。8日の開始からわずか2日での終了となった。10日に金子恭之総務相が同社のサービスについて苦言を呈したことを受けて終了を決めたという。 【写真】「キャシュふる」サービス終了のお知らせ 金子氏は同日の閣議後記者会見で「制度の趣旨から大きく外れており、総務省の担当部局に対応の検討を指示した」と述べるなどサービスを問題視する考えを強調した。 同社はサイトで「総務省、自治体の皆さまをはじめ、関係各所の皆さまにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」とコメントした。