KDDIが7月22日に発売したオッポの「ファインドX2プロ」。ファインドシリーズはオッポの最上位モデルの位置づけ 2018年に日本市場に参入した中国のOPPO(オッポ)が、SIMフリースマホ市場でシェアを伸ばしている。家電調査会社BCNによると、20年6月にはSIMフリーでシェア2位に浮上。同1位のファーウェイ、3位のシャープとともに、最近はこの3社がトップ3の地位を固めている。オッポ躍進の理由は、日本市場のニーズを的確に読み取ったことだ。 19年には、日本市場の専用機「リノA」を投入。おサイフケータイ対応で、高性能の中央演算処理装置(CPU)だが、4万円を切る価格で人気を集めている。費用対効果の高いおサイフケータイ対応モデルが少ないことに目をつけたオッポが、参入当初から研究してきた成果の一つだ。6月にはカメラ機能を強化した後継機の「リノ3 A」も発売した。 KDDI、ソフトバンクが扱う