台湾のメディアDigiTimesによると、台湾の半導体製造ファウンドリの臺灣積體電路製造股份有限公司 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd(以下TSMC)は、今年2020年は好調な年になると予測しています。今年前半に量産が開始される5nmプロセスのチップ需要が今年も順調で、その需要に牽引されることが予想されるからです。 Appleの今年発売される次世代iPhone、「iPhone 12(仮称)シリーズ」に搭載されるApple独自のSoC、A14チップには間違いなくTSMCの5nmプロセスで製造されたチップが使用されるものとみられていますし、またTSMCはインテル(Intel)の自動車用AIチップの製造も受注しています。従来の7nmチップの需要も堅調に推移していることから、TSMCは今年2020年には昨年比15%の収益増となるとみられています
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