印刷 京都非公開文化財特別公開・報恩寺=撮影・小林勝彦報恩寺の鳴虎図=撮影・小林勝彦 恒例の京都非公開文化財特別公開が、今年も11月2日〜11日まで、公開対象社寺と公益財団法人 京都古文化保存協会の主催で開かれます。今回公開されるのは京都市内および木津川市の21カ所の神社仏閣で、初公開も含め、いずれもめったにお目にかかれない貴重な文化財ばかり。そこで、ひと足お先に、同協会常務理事で事務局長の後藤由美子さんに現地(報恩寺・法性寺・安楽寿院)を案内してもらい、京都と和服が大好きな私がレポートします。第1回は報恩寺、通称・鳴虎(なきとら)です。(文/渡部せつ子(フリーライター)・写真/小林勝彦) 【現地ルポ・報恩寺フォトギャラリーはこちら】 ★何気ない神社仏閣に驚きの文化財が 取材の日の早朝、激しい雨の音で目が覚めました。ああ、残念! 前夜準備したきものは諦めて、洋装で出発です。カメラマンと