さいたま地検は13日、法人税法違反(脱税)の罪で、アニメーション制作会社「ダップインターナショナル」(さいたま市中央区)と、同社の小林治社長(65)=埼玉県東松山市=を在宅起訴した。 起訴状によると、小林被告は、平成18年8月期から3年間の同社の所得が計約1億8千万円だったにもかかわらず、外注費を水増し計上するなど虚偽の申告をして法人税約4800万円を脱税したとされる。 地検によると、小林被告は容疑を認めている。ダップ社はテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ)や「忍たま乱太郎」(NHK)の制作などを手がけた。