挑発的な言動を続ける北朝鮮は14日、朝鮮労働党の機関紙で、「敵はどぎまぎしながら、わが国の決断がいつ、どんな方式で実行に移されるのか、予測できないでいる」と主張し、タイミングを見極めて弾道ミサイルの発射などに踏み切る構えを見せることで、アメリカなどを揺さぶるねらいがあるとみられます。 朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は14日、キム・イルソン主席の誕生日を15日に控えて長文の記事を掲載し、「前代未聞の対決戦でわれわれが主導権を握り、敵はどぎまぎしながら、わが国の断固たる決断がいつ、どんな方式で実行に移されるのか、予測できないでいる」と主張しました。 そのうえで、「敵にとっては死が待つ恐怖の春、われわれには災いを転じて福となす勝利の春だ」と、アメリカなどを重ねて威嚇しています。 北朝鮮は、東部の都市ウォンサンの周辺で、中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射準備を整えたとみられるほか、「ムスダン」以