時代劇のスーパースター中村錦之助(萬屋錦之介)の出演した映画について、感想や監督・共演者のことなどを書いていきます。 今日、東映営業部と連絡を取った。 錦之助ファンにとってはガッカリするお知らせである。 実は、『剣は知っていた 紅顔無双流』のニュープリント制作が不可能になってしまった。やはり、マスターポジ(原版)がダメになっていた。ネガもなし、マスターポジもなし、ということで、あるのはデジタル素材(D2という素材)だけ、だそうなのだ。これは、ずいぶん前にビデオを作った時に、ネガ(当時すでに劣化していたが…)からポジを作って、デジタルで取り込んだ画像音声データのことで、これを使って今でも東映チャンネルで放映しているのだが、なんせビデオ時代に作ったものなので、画質が悪いらしい。このデジタル素材から再度フィルムのネガを作って、さらにポジに焼くことは技術的には可能なのだが、べらぼうな費用(280万