基本特撮系の脚本家同士の対談集だけれども、ほとんどの人はアニメ脚本もやっている人達だ。「物凄いオススメ! コレは凄い本だ!!」という物ではないけれども、実写なりアニメなりの脚本家同士の生の会話が読みたい人にはこれ以上ない本だろう。実写とアニメの現場の違いとか、制限のキツイテレビ側の養成にいかに脚本家として答えるのかという業界裏話っぽい話も面白いので単なる物好きでも充分たのしめる。僕なんか特撮なんかろくに興味ないというか、見たこともないけど面白く読めたしね。 対談している人達を紹介代わりに目次を引っ張ってくると次の六人だ。⇒第1章 平成仮面ライダーとは何か?――井上敏樹×虚淵玄 第2章 東映特撮と『セーラームーン』をめぐって――小林靖子×小林雄次第3章 平成ウルトラをめぐって――小中千昭×曾川昇 みなベテランの方々。虚淵玄さんはそういう意味ではキャリアは一番浅いけど、その分大ベテランである井
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