【ロンドン 2月6日付 時事】下院は5日夜、同性同士の結婚を認める法案を400対175の賛成多数で可決した。この法案は保守・自民両党による連立政権の提案だが、保守党からは約140人の造反者が出た。 同性婚法案は、イングランドとウェールズで同性婚を正式に認めるという内容。自民及び野党第1党の労働党の大半は賛成に回ったが、保守党からは「党が目指す方向とは違う」などと多くの議員が反対した。法案は今後、上院の審議などを経て成立する見通し。 同性婚をめぐっては、最近の世論調査で42%が賛成、40%が反対と意見が分かれていた。