世界の人々は、産業時代の産物であるキーボードのキー配列に、余りにも長い間縛られすぎていると、John Parkinsonは考えている。 62才になる電気技術者のParkinsonは、不合理に見える標準のQWERTYキーボードに憤慨する多くの起業家や科学者の1人。同氏は、QWERTYに対抗する新しいキーボードデザインをネバダ州ラスベガスで1月に開催されるConsumer Electronics Show(CES)で公開する。 同氏は、2004年のCESでもこの概念を大々的に発表したが、今回は2月に発売される実際のキーボードを用意する。数年前から自己流でタイピングを続けてきた同氏は、変化を起こす余地はあり、自分が新しい方向を示せば大企業も追従する可能性もある、と確信している。 「長年、皆と同じように、私もQWERTYだけはしょうがないと考えてきた。だがついにアイデアが浮かび、自分でこれを何とか