ヒューマンロジック研究所が提唱するメモ術。仕事や生活で感じたことを「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の4行で記録して、自分の行動を振り返る。 プロジェクトが終わったら、反省会を開いてうまくいったことや改善すべき点を皆で話し合う。社員が日報や週報を書いて、起こったことや感じたことを文字に書き出す──。仕事の節目でこんな「振り返り」を行う組織が増えています。体験を客観化して、良かったことを評価し合い、課題を確認、分析するなどして、次の仕事に生かすためです。 こうした振り返りの手法の1つが4行日記です。毎日起こったことを「事実」「気づき」「教訓」「宣言」の4つに分けて、1行20文字以内の短い文章で書き出すというもので、人事コンサルティング会社のヒューマンロジック研究所(東京・中央)が考案しました。 効果◆未来の姿を考える 4行日記では、まずその日に起こった出来事などの「事実」を書き出し、それに対