イタリアのアパレル大手ベネトンが公開した、米国のオバマ大統領(右)と中国の胡錦濤国家主席がキスをしているように加工された画像(ベネトン提供・共同) イタリアのアパレル大手ベネトンは16日、「反・嫌悪」を訴える新たな広告キャンペーンを開始。米国のオバマ大統領と中国の胡錦濤国家主席など、世界の著名人がキスをしているかのように加工した画像を公開した。 他に、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長、北朝鮮の金正日総書記と韓国の李明博大統領など、“物議を醸しそうな”組み合わせばかり。同社は「人々や異文化間の相互理解を平和的な形で深めるため」と趣旨を説明している。 ベネトンはエイズや死刑制度などの社会問題について、刺激的な広告を発表することで知られる。(共同)