「ゼロリセット・ワンゴール」 ー自分をリセットして立ち直る26の方法 http://www.earthinus.com/2010/07/0reset-1goal.html
・脳はあり合わせの材料から生まれた―それでもヒトの「アタマ」がうまく機能するわけ 人間の脳はその場しのぎの改変を重ねてたまたま今の形になったという脳科学+進化心理学の書。原題は"KLUGE"。クルージ(kluge)とは「エレガントにはほど遠く無様であるにもかかわらず、驚くほど効果的な問題解決法」という意味。 ヒトの身体は明らかに最適化されていない。たとえば四足動物の脊椎を二足歩行に転用したため、速くは移動できず、多くの人が腰痛に悩まされている。呼吸と食事のために使う器官を発声に転用したので人間の言語は混乱している。目は受光部が後ろ向きのため盲点が存在してしまう。そして脳には反射や衝動を司る古い部分にのっかって思考を司る新しい部分が加わっているから、純粋な推論が下手だ。 進化の歴史の上でいきあたりばったりに、古い技術の上に新しい技術をぬり重ねたのが、ヒトの身体なのだ。この姿からだけでも全能の
たぶん地動説のことは誰でも知ってると思うが、天動説もまた誤りではないというのは、意外と知らない人が多いのではないだろうか? この前テレビを見てて、そんなことを思った。 NHKに「爆笑問題のニッポンの教養」という番組があって、爆笑問題の二人がホストとなって、毎週さまざまな学者の先生と侃々諤々の議論を交わしている。この前それを見ていた時に、たまたま天動説の話が出てきた。それは、天文学者である小山勝二との対話でのことだった。その中で、爆笑問題の太田光が何かの比喩として天動説と地動説を持ち出してきた。そうして、天動説を「誤ったもの」、地動説を「正しいもの」の例えとして論を進めようとしたのだけれど、そこで小山に「いや、天動説だって正しいんですよ」と否定され、その比喩は取り下げざるを得なくなった。そうして太田は、すぐにまた別の話題に話を転換したから、彼が「天動説もまた誤りではない」ということを知ってた
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 前触れもなく突然「自由意志」という言葉を使っているとはいえ、なにも殊更に哲学的な考察を行おうというつもりはないのですが、こうも最近読む本のなかに「自由意志」に関する記述が行われているのを目にしてしまうと、一言でも何か言わなきゃいけないような気にもなったりします。 意思決定はタイミング?特に昨日書評を書かせていただいた池谷裕二さんの『進化しすぎた脳』で紹介されている、2005年の『サイエンス』に掲載されたという論文のヒルを使った意思決定のメカニズムに関する実験の結果などを知ってしまうと、果たして「自由意志」などというものは本当に存在するのかと疑ってみたくもなります。 この実験では、シャーレの底にいるヒルの体を棒でつつくという行為を行います。その際、つつき方はまったく同じでもヒ
「自動車や魚の絵を描いてみてください」――。こう言われたらどんな絵を描くでしょうか。読者の多くは、横から見た絵を描くでしょう。自動車だったらドアのある側面、魚ならば頭が左で尾びれが右にある絵です。 実は、幼児に同じことをさせると違う結果になります。正面から見た絵を描くことが多いのです。自動車はまだしも、魚を真正面から見た表現は、大人の私たちにはなかなか新鮮ですね。でも、実はとても自然なことなのです。人間がモノを認識する時には、モノの顔が重要な役割を果たします。カルフォルニア州立大学で教授を務めたベティー・エドワーズの研究によると10歳くらいになると、モノを記号化して脳の情報処理の負荷を節約する機構が働き始め、特徴的な角度から見た図形として省エネで処理するようになるのだそうです。目に見えるものをすべてそのままの形状で認識していると頭の中での情報処理量が大変になってしまうのです。その結果が「横
最近さまざまなサイトで、「ブックマークする」アイコンを見かけます。例えば、以下のスクリーンショットは ITmedia の記事で: これは CNET Japan のもの: 日本ではソーシャルブックマークというと「はてなブックマーク」が最も有名ですから、どちらのサイトにも「はてブ」アイコンがついていますが、海外だとそれこそ10個ぐらいのアイコンがずらっと並んでいることも。で、「それって本当に有効なの?」と疑問を投げかける記事がこちら: ■ It's the content, not the icons (37signals) かつてのポータルサイトのように、ソーシャルブックマークが「アテンション集約装置」として作用していることには疑問の余地はありません。アテンションの「入口」側がごく一部のセグメントでしかない(つまりコンピュータに詳しく、ネットを日々チェックしているような人々しかまだ使っていな
円周率の各桁の数字の並び方が完全にランダムであるとした場合、円周率が自由意思を持つ可能性について考慮しなければならないかも知れません。 http://d.hatena.ne.jp/rulia046/20060710/p1 "777777"という、7が6個続く並びは、100万桁までのうちにあるそうです。たとえば、先日の棒メディアのエントリでは"michiaki"という文字列を"109105099104105097107105"というアスキーコード(10進)の並びに変換してみましたが、この並びも同じように円周率をどんどん追っていった先のどこかに出てくるはずです。 さて、あなたがいま見ているこのブログです。当たり前ですが、わたしがエントリを書いてからあなたの見ているディスプレイに表示される前に、完全なデジタルデータに変換されるプロセスを経ています。つまり、このブログはコード化されている、数字の並
最近、Yahoo! Research Berkeleyで研究員をされているDanah Boydという方のブログを面白く読んでいます。UCバークレーの博士課程に在籍中で、ソーシャルメディアを研究中とのこと: ■ apophenia :: making connections where none previously existed その最新エントリ(3月21日)で、なぜFriendsterはMySpaceに負けたのか?が論じられています: ■ Friendster lost steam. Is MySpace just a fad? (apophenia) ただしこのエントリは記事のごく一部です。「書いているうちにブログには適さない長さになってしまった」とのことで、全文は別URL(http://www.danah.org/papers/FriendsterMySpaceEssay.html
iandeth. Perl, Flash ActionScript, MySQL, Movable Type, システム開発 - そんなテーマのサイトdeth. 講演者について Amy Jo Kim 国際的に有名な、ネットワークゲーム (ゲームコミュニティ) デザイナー。デザインスタジオ ShuffleBrain 代表。主なクライアントはElectronic Arts、 eBay、Limelife、Digital Chocolate、MTV、Square/Enix、Yahoo!等。Community Building on the Web (和訳版) の著者。 University Of Washington にて行動神経科学の博士号を、UC San Diego にて体験心理学の学士号を取得。現在はUSCにてゲームデザイン学の講師を務める。Blog - musings of a socia
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