北京で開催された「2024年中国国際福祉博覧会・中国国際リハビリテーション博覧会」で、ブレイン・マシン・インターフェースを応用した能動型リハビリシステムを紹介するスタッフ(2024年11月29日撮影、資料写真)。(c)CNS/陳暁根 【3月13日 CNS】中国の天津大学(Tianjin University)と清華大学(Tsinghua University)はこのほど、世界初となる「二重ループ型」ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)システムを共同開発し、脳と機械をつなぐ技術分野で新たな突破口を切り開いた。このシステムは今後、より多くの携帯型・ウェアラブル型BMI機器に応用が可能とされ、一般消費向けや医療向けなど、さまざまなスマートな人機インタラクションの実用的な場面での利用が期待されている。 この非侵襲型の進化型BMIシステムは、メモリスタ(抵抗メモリ)を用いた神経模倣デバイスに
同和地区に生まれ育ち、多分『それなり以上の同和教育を受けた最後の世代』だと思っている私。 私は昭和の終わりかけに、関西の大都市に生まれた。自営業の父と専業主婦の母のあいだに生まれ、1歳児の頃から公立保育所に通った。 現在は幼児をもつ親でもあり、『保活』『保育園落ちた』などのワードをネットで見るにつけ、自分の育った地域や時代か現代のどちらがおかしいのかわからなくなるのだ。 まず、私の母は専業主婦だ。母方の祖父と同居だったが、その祖父が要介護だったとか、母自身が病気だとか何もなかった。1ミリも『家庭での保育に欠け』てなどいない私が、普通に公立保育所に通った。 母は私を幼稚園に入れたいと思ったそうだ。しかし、親族を含む周りの多くの人たちが、いつ保育所に預けるのか、保育所の申し込みをまだしてないのかとものすごくうるさかったらしい。『保育所が当たり前だった。同じ小学校に行く子は町内のどこかの保育所出
この間、「USAIDの支援団体リスト(日本)に部落解放研究所(解放同盟)の表記も」「USAIDから日本財団経由で部落解放同盟に資金が流れていた模様」といった情報がSNS上に拡散されている。部落解放同盟として、今回の事案についての経過を明らかにし、こうした情報がまったく虚偽であることに強く抗議するものである。 米国国際開発庁(USAID)は、米国政府の対外援助機関であり、世界各地で人道支援事業を展開している組織である。USAIDの活動は広範に取り組まれており、飢餓に苦しむ国々に食料を提供するだけでなく、食料が不足しそうな地域をデータ解析で予測しようとする飢饉検出システムは、世界標準として広く活用されている。また、USAIDの予算の多くは、ポリオ予防接種のほか、世界的流行(パンデミック)につながる可能性のあるウイルスの拡散を防ぐための健康事業にも使われている。 なお、最近では、トランプ大統領が
袴田巌さんの再審判決公判で、無罪の報告に万歳する石川一雄さん=静岡市内で2024年9月26日午後4時12分、隈元浩彦撮影 1963年に埼玉県狭山市内で女子高生が殺害された「狭山事件」で「部落差別が生んだ冤罪(えんざい)」を訴え、裁判のやり直しを求めていた石川一雄さん(86)=無期懲役が確定し94年に仮釈放=が11日夜、狭山市内の病院で亡くなったことが毎日新聞の取材で分かった。石川さんは2024年末に肺炎にかかり、体調を崩して療養中だった。 石川さんは63年に殺人などの容疑で逮捕。1審の浦和地裁(現さいたま地裁)で死刑判決を受けた。2審の東京高裁で「部落差別による見込み捜査。取調官にだまされて容疑を認めてしまった」と無実を訴えたが、無期懲役の判決が下り、77年に最高裁で刑が確定した。
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』で「館内にポップコーンをまき散らす」行為を禁ずるマナー予告映像が公開。岸辺露伴(高橋一生さん)が地団駄を踏むシーンでは「上映中ジタバタして騒いでしまいました」とナレーションが流れる
Thunderclap Newman was a British rock band that Pete Townshend of the Who and Kit Lambert formed in 1969 in a bid to showcase the talents of John "Speedy" Keen, Jimmy McCulloch, and Andy "Thunderclap" Newman. Their single, "Something in the Air", a 1969 UK number one hit, remains in demand for television commercials, film soundtracks and compilations. The band released a critically acclaimed rock
記事:じんぶん堂企画室 2000年、ドイツでの柄谷さん=本人提供 書籍情報はこちら ――柄谷さんが現在取り組んでいる問題へ続く大きな転換点となった著作が『トランスクリティーク』です。このインタビューのために読み直して頂いたようですが、どうでしたか? 《『トランスクリティーク カントとマルクス』は、柄谷さんの主著の一つ。文芸誌「群像」で1998年9月号から99年4月号まで連載され、2001年に単行本化、英語版は03年に刊行。その他、スペイン語、スロベニア語、中国語、韓国語、トルコ語に翻訳されている。第一部のカント論、第二部のマルクス論からなる「カントからマルクスを読み、マルクスからカントを読む企て」(序文)。柄谷さんは、資本主義研究から人間の営みに潜む“交換”の謎に行き着いたマルクスを読み解いて、資本だけでなく、国家や共同体にも別の形の交換原理が潜んでいると指摘。人間の理性の限界を見極めたカ
テレビ朝日の社会部記者として大規模自然災害などの取材もしてきた松井康真さん。退職後の現在は富山県南砺市のアンバサダーとして活躍。模型好きで「プラモデルを油絵並みに公表できる、大人の普通の趣味にしたい」と普及活動にも積極的だ。松井さんはテレビ朝日時代から模型づくりを趣味とし、忠実に製作した原発模型は報道番組でたびたび登場することがあった。今回の取材時に持参されたテレビ朝日の報道用ヘリコプターの模型も精巧で、魅了される玉川さん。そんな松井さんに、趣味が仕事に結びついた背景や理由について聞いた。 仕事になりそうな好きなことがあります。どうすれば趣味の域を超えられますか? 玉川 松井さんは僕とほぼ同年代で、ほんの少しだけ先輩なんですよね。テレビ朝日は完全に退職されたのでしょうか。 松井 引き止められたものの、どうしてもやりたいことがあって辞めました。 玉川 どうしてもやりたいこととは? 松井 大き
ラテン音楽を演奏する楽団形態とその名前は、構成楽器の種類や数などの違いからいろいろなものがあります。中には、独特のこだわりをもって使っている方もいらっしゃったりします。それそれどんなことを意味しているのか、解説してみました。表にしてみたらかえって見にくくなってしまったので、羅列形式にします。 Charanga(チャランガ) 音楽形式を指す名称でもある。DANZON, Cha Cha Cha, Pachangaなどを演奏する楽団の形態。 リズム隊:PF、Bajo、Timbales、Conga、Guiro 他のパート:Fl、Violin ホーンセクションが入っている場合もある。 Coro(コーラス隊)は基本ユニゾン。 例:Charanga 76 Sexteto(セステート) 6重奏団を意味するSon楽団の基本形態。なお、単に6人編成の楽団の場合もある(例:Joe Cuba Sexteto)。
2008年ごろの日本語版Twitterが持つ雰囲気を再現したオマージュサイト「ヒウィッヒヒー」が3月10日に登場した。すでに複数のユーザーが参加し、“あのころ”の雰囲気が再現されつつある。 ヒウィッヒヒーは140文字でのテキスト投稿機能、お気に入り機能、リプライ機能、簡易的なタイムラインを備えた掲示板サイト。ユーザー登録なしで利用できる。UIは08年のTwitter風で、お気に入りを示すアイコンはハートではなく星型。アイコンも四角形で、画像はプリセットの中から選べる。ハッシュタグ機能は備えない。 ヒウィッヒヒーという名前は、09年に歌手の広瀬香美さんがツイートした「決定!twitterの源氏名は、、、、、ヒウィッヒヒーに、決定!」(原文ママ)という投稿に由来する。当時の様子はITmedia NEWSでも報じている。 参考記事:広瀬香美さん「Twitterはヒウィッヒヒー」 一夜で流行語に
映画『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』は、そのサブタイトルにある通り、トランプが、どうして「あんな感じ」になってしまったかが見えてくる、事実に基づいた劇映画だ。いかにも弱々しい青年だったトランプが、暴君に生まれ変わっていく姿を描いている。トランプの師匠だった弁護士ロイ・コーンから、とにかく勝てばいい、何をしたっていいんだ、と教えられる。彼から「勝つための3つのルール」として提示されたのが、「ルール1 攻撃、攻撃、攻撃」「ルール2 非を絶対に認めるな」「ルール3 勝利を主張し続けろ」という3つ。確かに今のトランプは、教えられたルールをちゃんと守っている。 何かあればバイデン政権のせいにする。気に入らないメディアは追い出す。戦争を終わらせる代わりにレアアースを寄越せとウクライナに凄む。多様性社会を象徴するような存在を要職から相次いで外す。自分の判断は全て正しく、その判断を褒め称えて
賠償や廃炉費用の負担分が記載されたグリーンコープでんきの明細書のコピー=2024年12月23日、高田奈実撮影 東京電力福島第1原発事故の処理費用が膨らみ続けている。賠償などにかかる費用の想定は現在、計23・4兆円。事故から14年となったが、原発で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の本格取り出しはめどが立たず、収束までの道筋は見えていない。原発再稼働もままならない東電の賠償能力が問われる中、電気を利用する全ての人がその負担を背負わされている。 23・4兆円のうち、被災者らへの賠償費用は9・2兆円。実はこの一部は既に全国の家庭が負担している。事故の賠償責任を負う東電が払うべき費用を、なぜ電気の利用者が負担するのか。 「本来、原子力事業者が負うべき責任を小売りに負わせている」。福岡市の新電力「グリーンコープでんき」の東原晃一郎理事はこう憤る。 賠償費用は当初、東電と他の原発を持つ電気事業者が負担する
「え…本当ですか?そんなことあり得るの?」 廃炉の取材を担当して7年近く。 様々なトラブルや工程の延期を経験し、大抵のことには驚かなくなっていた私も、さすがに耳を疑った。 去年8月、初めてとなる核燃料デブリの試験的取り出しに臨んだ東京電力。 世界が注目する歴史的作業は、装置を押し込むパイプの取り付け順を誤るという「初歩的なミス」で延期された。 最長40年とされる廃炉の遅れにもつながるミスやトラブルを防ぐことはできないのか。 内情を知る作業員に話を聞くと、根深い背景があることが浮かび上がってきた。 (科学・文化部記者 吉田明人) 14年前の事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリは、福島第一原発の1号機から3号機までで総量880トンとされ、その取り出しは廃炉で最大の難関とされている。 その難関に初めて挑んだ今回の試験的取り出しでは、去年11月に0.7グラムの核燃料デブリ
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米オハイオ州立大学などに所属する研究者らが発表した論文「A sensor-actuator?coupled gustatory interface chemically connecting virtual and real environments for remote tasting」は、物理的に離れた場所にいる人と味を共有するシステムを提案した研究報告だ。一方が食べている味を別の場所にいる一方に無線伝送し、同じ味を再現するアプローチだ。 システムは「e-Taste」と呼ばれ、味を感知する「電子舌センサー」と、その情報に基づいて味を再現する「アクチ
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