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2010年11月30日のブックマーク (2件)

  • 中里一日記: 少女まんがにおける暴力

    少女まんがにおける暴力 第一次大戦前に書かれたある小説から引用する: 「私はある魔法の杖を知っているのです。ただ、それを正しく使える人はひとりかふたり、それも、ほんの稀にしか使えないのです。それは、世にも恐ろしい魔法の杖で、それを使う者以上に強力です。これを使うことはしばしば恐ろしく、ときには悪です。しかし、これに触れられたものはすべて、二度とふたたびもはや平凡なものではありえません。それに触れられたものはすべて、この世ならぬ魔力を授かるのです。もし私がこの魔法の杖で、ノッティング・ヒルの鉄道や道路に触れれば、人びとはそれらを永久に愛したり畏れたりするようになるでしょう」 「いったい何のことを言っているのかね?」と国王は尋ねた。 「その力でこれまでも、つまらぬ風景は絶景となり、あばら屋は大聖堂をしのぐにいたりました」と狂人はつづけた。「とすれば、どうして同じように、ロンドンの街灯がギリシャ

  • 『けいおん!』は美少女-所有願望を充たすのに向いているか - シロクマの屑籠

    けいおんは男性視聴者が唯たちを所有するように作られているのか - Togetterまとめ twitterで、上記リンク先のようなやりとりがあったらしい。 争点になっていたのは、『けいおん!』は、男性視聴者が美少女キャラクター達を自分のモノにしているかのような疑似体験に適したコンテンツだったか否か、というものだった。それに関連して、キャラクターの造形や作品構造なども論議されていたようだ。 よりにもよって『けいおん!』でこの手の議論をやるのかぁ?と思った。 『けいおん!』は、そこまでわかりやすく消費されていないのではないか?ひとつの作品がどのようなニーズのもとで消費されているのかは、それなりのバリエーションを伴っているのが常だろう。『けいおん!』は、そのなかでもバリエーションが比較的大きく、単一アングルで消費傾向や新規性を指摘するのが躊躇われる作品ではないか、と思ってきた。 『けいおん!』は、

    『けいおん!』は美少女-所有願望を充たすのに向いているか - シロクマの屑籠