あらかじめ、真面目な視聴者ではなかったことをお断りしておきます。 竹原を舞台にした女の子たちの物語。いや、物語というにはあまりに起伏のない、淡々とした日々の記録。そんな日常に奇跡の煌きを見出す・・・というわけでもなく、本当にただの日常だったなあ。 竹原の風景、色を抑えたキャラデザ、丁寧な作画、声優の演技。個々の要素は決して悪くない、むしろ質の高いものだと思います。しかし一番強く感じたのは、それぞれの要素が今ひとつ噛み合ってないミスマッチさ。 おそらく「ナチュラルさ」を指向してると思われる作画にしてはキャラクターが装飾過剰だし。口笛で会話するとか、「なので」とか、残り2人も過剰なキャラ付けがされてて、落ち着いた作画とのアンバランス感がすごい。そういうディレクションの影響なのか知らないけど、声優陣も「コテコテの作り声でナチュラル演技をする」という謎のテクニックを要求されてて何だかなあ・・・とい