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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ill_critique (7)

  • 水商売化する萌えアニメ――とある科学の超電磁砲・とらドラ!・小悪魔ageha - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2008年秋期アニメ, 2009年秋期アニメ2008年秋からアニメ版が放送されていた『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品であり、またそれと同時期に放送されてはこれまた同じくJ.C.STAFFが制作した大人気作『とらドラ!』の「長井龍雪」が監督をつとめていることでも話題の今期人気作『とある科学の超電磁砲』。 人気作ということもあってか、長井監督自身がコンテ・演出をつとめるED、およびその色調に関しては、『とらドラ!』との類似性を絡めながら、既に様々な方々が言及してもいらっしゃるでしょうから、ここでは以前このブログに載せた『とらドラ!』の色彩表現に関する記事を載せるにとどめておけば、■『とらドラ!』における歌取とミスリードの技法――『true tears』とニワトリと四神説をめぐって概要:概要:『とらドラ!』の主要キャラたちが、四神(白虎、青龍、玄武、朱雀)になぞらえて

    str017
    str017 2009/11/03
    「山盛りヘア」を上手い事ころがせばけいおん!方向にも行けたんじゃ…
  • 『けいおん!』における反復の美学――学園祭ライブにおける唯のパンツ表現に関して - 反=アニメ批評

    反=アニメ批評, 2009年春期アニメ第12話「軽音!」をもって、一応の最終回を迎えた京都アニメーション制作による2009年春期の大人気アニメ『けいおん!』。 今回はその『けいおん!』第12話において現れていた「反復」という主題に関して確認していこうと思います。 『けいおん!』第12話は、ひたすら何かを反復します。とりあえず、ここでは「反復」が「差異」を描き出している点については言及しません。ただ、反復に関してのみ、説明することが憚られるほど明らかなシーンから語らせていただけるならば、まずは例えば、家に忘れてきたギー太を取りに唯が駆けまわる場面。 部屋に戻り、ギー太を担いでは再び学校へ急ぐ唯は、第1話冒頭を反復しては、リビングで足を滑らせ、 ・第12話 ・第1話 いきおいよく玄関を飛び出したかと思うと、 第1話と同じ道を同じように走り抜ける。 途中、第1話の寄り道シーンが文字通り反復して挿

    str017
    str017 2009/06/20
    すごい隠喩表現だw
  • なぜ『けいおん!』第4話の脚本家に花田十輝先生が抜擢されたのか――ヤマカンと『らき☆すた』と『true tears』をめぐって - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメほとんど今期アニメの話題を独占しているかのような大人気作品『けいおん!』。 今回はそんな『けいおん!』におけるスタッフ、特に脚家のお話です。というのも、『けいおん!』の各話脚担当者リストを目にし、思わず驚かされてしまったからです。 シリーズ構成:吉田玲子 第1話脚:吉田玲子 第2話脚:吉田玲子 第3話脚:村元克彦 第4話脚:花田十輝 > 第 4 話 脚  : 花 田 十 輝 思わず不吉な予感が頭をよぎる、『けいおん!』第4話における唐突な花田先生の起用に関しては、案の定、ぼくの知る限りにおいても既にいくつかのブログが言及なさっていました。 ■『けいおん!』第4話と5話の脚が花田先生な件※今日もやられやく■花田十輝氏の脚の特徴について※流し斬りが完全に入ったのに■けいおん!(アニメ)は原作とテーマが違ってきているって話と花田十輝※WebLab.ota こ

  • 『東のエデン』をより楽しむための「たのしい知識」――『東のエデン』における政治性に関して - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメ※現在あいにく「反=アニメ批評」を展開するだけの余裕がないため、しばらくの間は、新作アニメの簡単なレヴューで済まさせていただきます。ということで、2009年春期新作アニメレヴューその2。※2009年春期新作アニメレヴューその1■『けいおん!』はなぜただの「美少女萌えアニメ」とは違うのか 〜女の子的想像力に関して さて、第2回目である今回の新作アニメレヴューで取り上げさせていただく作品は、少なからぬ人々が今期ベストアニメであることを確信してもいるだろう『東のエデン』についてです。 「押井守」の一番弟子であり、テレビアニメ版『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの監督・シリーズ構成をつとめた「神山健治」が、再び、監督・シリーズ構成、さらには原作までをもつとめ、かつ「ノイタミナ枠初のオリジナルアニメ」でもある「Production I.G」制作作品『東のエデン』。ノイタミナ枠で

  • 『クイーンズブレイド』地上波規制に対する抗議文書――アニメーションをめぐるセックスとヴァイオレンスに関する不当な弾圧に対して断固反対する - 反=アニメ批評

    2009年春期アニメ対戦型ゲームブックを謳うエロを下敷きに、監督に「よしもときんじ」、キャラクターデザイン・総作画監督に「りんしん」という、18禁アダルトアニメ界の作家を配した『クイーンズブレイド』。 もちろん、18禁エロアニメをはじめ、深夜アニメにおいてもあざといエロやセックスを主体にした作品なぞ既にありふれているとはいえ、この『クイーンズブレイド』においてはしかし、痴女たちが入り乱れるエロアニメにも関わらず、キャスティングにおいて以下、 流浪の戦士 レイナ - 川澄綾子雷雲の将 クローデット - 田中敦子近衛隊長 エリナ - 水橋かおり武者巫女 トモエ - 能登麻美子荒野の義賊 リスティ -甲斐田裕子元・甲魔忍軍頭領 シズカ - 生天目仁美光明の天使 ナナエル - 平野綾千変の刺客 メローナ - 釘宮理恵古代の王女 メナス - 後藤邑子冥土へ誘うもの アイリ - 伊藤かな恵歴戦の傭兵

  • 『RD潜脳調査室』に関する雑感――マラを見下す少女の瞳に映る世界 - 反=アニメ批評

    2008年春期アニメ以前のの記事で『RIDEBACK』(=騎上位+後背位)とからめて、2008年春クールに放送していた『RD潜脳調査室』に関して語ったことがあります。 ■少女とメカとフェティシズム 〜『RIDEBACK』(=騎上位+後背位)と『RD潜脳調査室』をめぐって そこで今回は、以前『RD潜脳調査室』放送中に、この作品に関して書いていた文章の一部をここに今さら転載しては、記事と言い張ろうと思います。 三部構成で、1.総評2.第1話、性的読解3.第11話、性的読解 ではまずはいきなり、『RD潜脳調査室』全話放送終了後の総評から。-------------------------------------■1.総評 『攻殻機動隊』の設定を引き継ぎ、士郎正宗原案、Production I.G制作、そして押井守の弟子である藤咲淳一がシリーズ構成を担当した、近未来SFアニメ『RD潜脳調査室』。

    str017
    str017 2009/03/25
    この作品で「2001年宇宙の旅」ネタを出されると否定できないっ・・・!!
  • 少女とメカとフェティシズム――『RIDEBACK』(=騎上位+後背位)と『RD潜脳調査室』をめぐって - 反=アニメ批評

    2009年冬期アニメ「宮崎駿」の弟子からはじまり(『千と千尋の神隠し』監督助手)、「ガイナックス」は「山賀博之」の『アベノ橋魔法☆商店街 』でコンテ・演出、その後「マッドハウス」では、「高坂希太郎」の『茄子 アンダルシアの夏』演出、「今敏」の『妄想代理人』コンテ・演出、「湯浅政明」の『ケモノヅメ』監督補佐という華々しい経歴のもと、ついに監督デビューした「高橋敦史」によるこの『RIDEBACK』。 制作期間2年も伊達ではない圧倒的なハイクオリティで第1話からわれわれの度肝を抜いた作は、ちょっとお洒落な「アフタヌーン」こと「IKKI」誌上で連載されているSF漫画を原案に、大御所「高屋敷英夫」によるシリーズ構成の元、ほぼオリジナルで物語が展開されているそうですが、確かに展開は典型的な天才少女モノであるとはいえ、細部にまで至る的確な演出に支えられた、ほとんど反則的なまでのドラマティックな煽りの前

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