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ブックマーク / sz9.hatenadiary.org (1)

  • 小説のプログラム 内言篇 - 感情レヴュー

    1 小説は近代の文学として誕生した。近代文学とはすなわち小説のことである。小説が前時代の文芸ジャンルと異なる点はいくつかあるが、内面描写(以下「内言」とする)を重要な構成要素として取り入れたところが決定的だったといっていい。 前時代の文芸ジャンルは、語り手のポジションが重要視されていた。話芸としての要素が大きかったのである。明治20年に『浮雲』(1887−9、二葉亭四迷)が発表されたのを端緒に近代文学はスタートするが、それまで明治開化の文壇をにぎわしていたのは、戯作と政治小説である。 戯作は、前時代から継承された文芸ジャンルである。政治小説は、明治の近代化以降、自由民権運動が活発になる中で設立された政党のプロパガンダとしても期待された新規の読み物だが、形式としては、伝統的な漢詩文のスタイルを継承したものであった。いずれにせよ、戯作も政治小説(漢詩文)も、スタイルが違えども、語り手のポジショ

    小説のプログラム 内言篇 - 感情レヴュー
    str017
    str017 2009/11/17
    地の文、あるいは内面の表現に関して
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