4月に日本選手権が終わり、「チーム平井」からは、萩野公介、小堀勇氣、天井翼、星奈津美、内田美希が8月にロシア・カザンで行われる世界水泳選手権大会の代表権を掴みました。また、7月には韓国でユニバーシアード競技大会が開催され、山口観弘、松本紳吾、地田麻未、金指美紅、青木玲緒樹、宮本靖子、菊池優奈が日本代表として挑みます。 2013年4月に東洋大学水泳部監督に就任し、新生チーム平井を始動してから2年、日本代表が10人以上というところまで、チームの力は伸びてきました。私の指導のベースには「個々の選手の実力をアップさせながら、チーム全体の力を引き上げる。それが個々の選手の更なる成長を促し、五輪の舞台で金メダルを獲得する選手を生み出すことにつながる」という考えがあります。 日本選手権では、それぞれ舞台は違えど多くの選手が代表入りしたことで、掲げていた最低限度の目標は達成できました。が、満足はしていませ
