· 青山学院大学教授 (文学部心理学科所属) · 専門:哲学,特に自我論・相対主義論・時間論など · 青山学院大学 研究者情報の入不二のページ · 画像・映像と音声, 近況, 履歴書などについては → livedoor Wiki: http://wiki.livedoor.jp/irifuji/ をご覧下さい 【2000年以前の執筆物】 【授業関連】 【その他】 【2001年以降の執筆物】 2001 『相対主義の極北』(春秋社) amazon, bk1, 紀伊國屋書店 2001 「相対主義の極北」:著書を語る(ジュンク堂書店『書標』3月号) 2001 林原フォーラム「時間と時」: 「時間と時」に参加して (山口大学 YU-I
『現代英語教育』1997 年 5 月号、研究社、pp.12-17. 二つの頂点 ―『英文解釈教室』と『ビジュアル英文解釈』― 入不二基義 序 知性と暗闇 伊藤和夫先生が他界する一週間前、お茶の水・杏雲堂病院の一室で、「死について、今はどんなふうに考え ていますか」という私の問いに、先生は「死は凝固だと思う」と語った。近づく死の足音に耳をかたむけている先 生に対してこそ、死についての考えや心境を私はたずねてみたかったのである。もちろん、先生と私がともに哲 学徒であるからこそ、こういう会話が成立したのだと思う。「凝固」ということばによって先生が考えていたのは、ふ わふわした意識や解釈が、どうしてもそこから跳ね返されてしまう「存在 X」のことのようだった。そして、1997 年 1 月 21 日、先生は凝固し「存在 X」へと帰還した。 オウム真理教の事件が起こった時のことだが、飲み屋で先
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