今回から始まるこの連載では、基本的に「情報収集・整理をしない」考え方に基づきながら、それでも必要な情報にたどり着く方法や、「一時的に情報をためながら処理する」方法を探っていきたいと思います。 「タグ付け」といえども万能ではない Web2.0という言葉が流行するのとほぼ同時期、フォークソノミーという分類方法も流行しました。一般には、情報に「タグが付けられ、整理や分類を共有できる」ということになります。 これは「フォルダ分類」の欠点を補ってくれたという意味で、大きな功績がありました。「お気に入り」をはじめ、長らくPCの世界では「フォルダで分類できる」ということが「分類も整理もできる」という意味になっていましたが、そう簡単にいかないことは多くの人が知っているとおりです。 フォルダによる分類 とっておきたいWebページを「フォルダ分け」しようとすれば、その限界にあっという間に行き当たります。「この