東京・豊洲市場の初競りで、青森県産本マグロに3億円超えの史上最高値が付いた/KAZUHIRO NOGI/AFP/Getty Images (CNN) 東京・豊洲市場で5日、新年の初セリが行われ、278キロの青森県産本マグロが史上最高値の3億3360万円で落札された。 マクロ1本の落札価格としては、2013年の初セリで記録した過去最高の1億5540万円を大幅に上回った。 競り落としたのはすしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村の木村清社長。予想は3000万~5000万円、高くても6000万円ほどだったことを明かし、「やりすぎちゃった」と話した。 世界最大の魚市場として知られた築地市場が昨年10月、豊洲に移転してから初めての初セリとなった。 本マグロと呼ばれるクロマグロは近年、生息数が減少し、世界最大のマグロ消費国である日本への風当たりが強まっている。これを受け、かつては飼育が難しいとされ