■ポスターに顔写真がないことで激怒 「自分が目立ちたいだけ」と現役幹部兵庫県の現役幹部職員:自分の意見を言う職員が、そんなことは全く聞き入れてもらえなくて、(知事は)『全部言うとおりにしろ』みたいな。『こうしたい』という意見が言えない組織になってしまっているというのが、すごい問題だと思っています。 兵庫県の斎藤元彦知事への憤りを語ったのは現役の、県の幹部職員だ。 ことの始まりは、ことし3月。当時、西播磨県民局長だった男性職員(60)が「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」というタイトルの告発文を一部の報道機関などに配った。 県は、内部調査の結果、告発文は「事実無根」として、男性職員を停職3カ月の懲戒処分とした。この決定に対し、県議らが「調査は客観性に欠ける」などとして再調査をするよう申し入れ、斎藤知事は21日、第三者委員会による再調査を実施すると明言した。 「事実無根」とされた告発文の